北区にある百合が原公園は、春から秋にかけて園内にカラフルな花々が咲き乱れる人気のフラワーパークです。今回はそんな百合が原公園について、ユリだけじゃない公園の魅力ついて紹介したいと思います。
百合が原公園について
百合が原公園は、昭和58年に開園した面積25.4haの総合公園です。広い園内には、百合が原公園を代表する約100種類のユリをはじめ、様々な花が植えられた札幌を代表するフラワーパークです。また、園内には子供に人気の遊具広場のほか、ゲートボール場やパークゴルフ場もあり、子供からお年寄りまで幅広い年齢の方が楽しめる公園になっています。冬の時期には雪景色の中で散策や歩くスキーが楽しめます。
おすすめの花
百合が原公園というと、公園の名前にもなっているユリが有名ですが、実はユリ以外にもきれいな花がたくさん見られます。ここではユリ以外のおすすめの花について見頃時期などを紹介したいと思います。
チューリップ
サイロ塔の近くにある「ムスカリの道」には、いろんな種類のカラフルなチューリップが植えられています。周りの青紫のムスカリの花と相まってとても素敵な風景が楽しめます。
【見頃時期】５月中旬から６月上旬
バラ
園内にあるローズウォークは、針葉樹に囲まれた約100mの散歩道で、道の両側には色とりどりのバラが植えられています。また、園内にはモニュメントローズガーデンをはじめ、各所にバラの花壇があるので、いろんなところで綺麗なバラを眺めることができます。
【見頃時期】６月下旬から７月上旬
ダリア
ダリア園では、見頃時期になると色とりどりのダリアが咲き誇ります。ダリアは百合が原公園が力を入れている植物のひとつであり、約150種類もの品種が植えられているので、いろんな形や色のダリアを楽しむことができます。
【見頃時期】８月下旬から10月中旬
高山植物
ロックガーデンでは、札幌では珍しい高山植物や極地植物など、変わった植物が約600種類観察できます。ベストシーズンは６月頃ですが、いろんな種類の植物があるので、５月から７月まで長い期間楽しむことができます。
【見頃時期】５月上旬から7月中旬
その他見どころ（有料施設）
入園料が無料の百合が原公園ですが、有料で楽しめる施設もいくつかあります。
リリートレイン
百合が原公園には、園内を一周するように線路が敷かれていて、リリートレインという列車に乗って、車窓からゆっくりと園内の花々を眺めることができます。園内に咲いている花は季節ごとに異なるので、四季折々の風景を車窓から楽しめます。
【料金】小学生以上 360円
【運行期間】４月下旬から10月下旬
温室
百合が原緑のセンターには温室があり、１年を通して様々な草花を楽しむことができます。温室ではいろんな展示会も開催されており、毎回違った植物を鑑賞できるよう工夫がされています。
【料金】高校生以上 130円
【開館時間】8:45～17:15
【休館日】月曜日・年末年始
世界の庭園
園内には、札幌市の姉妹都市である中国の瀋陽市、アメリカのポートランド市、ドイツのミュンヘン市と日本庭園を含めた４つの庭園があります。各庭園はその国の造園家によって設計され、彫刻や植物の種類にもこだわって作られています。
【料金】高校生以上 130円
【開園時間】8:45～17:15
【開園期間】４月下旬から11月上旬
【休園日】無し
アクセスや駐車場
百合が原公園の場所についてはこちらのマップをご確認ください。
車で行く場合
車で行く場合、公園の無料駐車場が利用できます（冬期はP2駐車場のみ）。
JRで行く場合
JRで行く場合、JR学園都市線「百合が原公園駅」から徒歩約８分です。
バスで行く場合
バスで行く場合、地下鉄東豊線「栄町駅」または地下鉄南北線「麻生駅」から篠路小学校行きに乗車し、「百合が原公園前」バス停から徒歩約２分です。
最後に
以上、今回は北区の百合が原公園について紹介しました。ユリだけじゃなく、春から秋にかけて、いろんな花々が楽しめる公園になっているので、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。夏の期間は、札幌の人気ケーキ屋さんのル・パティシエ・フルタが、百合が原公園の横に期間限定でトラックを店舗としたソフトクリーム専門店「ル・パティシエ・フルタ グラシエ」をオープンします。ピスタチオのソフトクリームがとても美味しいので、訪れたいにはぜひ寄ってみてください。
| 所在地 | 北区百合が原公園 210 番地 |
| TEL | 011-772-4722（百合が原公園管理事務所） |
| アクセス | ・JR学園都市線「百合が原公園駅」から徒歩約８分 ・「百合が原公園前」バス停から徒歩約２分 |
| 駐車場 | 有り（無料） |
| 公式 | 公式サイト |
