札幌でピクニックにおすすめの公園・スポット17選｜簡易テントが使えるのはどこ？

天気のいい日にお弁当を持って公園でピクニックをと考えている方も多いのではないでしょうか。札幌にはそんなピクニックにぴったりな広い芝生のある公園などがたくさんあります。今回はその中でもおすすめのスポットを紹介するのでお出かけの参考にしてください。

テントの使用について

札幌市内の公園等では、キャンプエリアなど一部を除いてペグを使用する大型テントの使用はできないのが基本となります。一方でポップアップやワンタッチ式の簡易テントといわれるものについては使用できる公園が多くなっています。札幌市（指定管理者）が管理する公園では樹木や芝生の保護のため、ペグの使用は禁止されていますが、日よけの簡易テントは認められています。
簡易テントのサイズは１人用から４人は入れるものまで様々ありますが、コンパクトに収納して持ち運べる軽いものが多く、日よけやちょっとした雨除け、おむつ交換や子どものお昼寝など使い勝手は抜群です。

おすすめスポット

モエレ沼公園

モエレ沼公園は、世界的な彫刻家のイサム・ノグチが基本設計を手がけたことでも知られる2005年にオープンした公園です。広大な敷地には大きなモエレ山や、アーティスティックな遊具など、自然とアートが融合した景観が美しい公園になっています。春は桜、夏にはさわやかな緑、秋には紅葉、冬には雪景色など一年を通してきれいな風景を楽しむことができます。公園内は一面緑の芝生に覆われているので、どこでも気軽にピクニックができます。

ガラスのピラミッド内にある売店のソフトクリームも美味しくておすすめです。

前田森林公園

前田森林公園は手稲区にある公園で、何もないところから人の手により新たに森林を作り出した緑あふれる公園です。公園最大の特徴となっているのは、展望ラウンジから手稲山に向かって約600ｍのカナール（運河）がまっすぐに伸びた風景で、両側に植えられた約200本程のポプラは、まるでヨーロッパのような異国情緒を感じさせます。

園内には広い芝生の広場もあるので、シートを敷いてゆっくりピクニックを楽しむこともできます。

百合が原公園

百合が原公園は、昭和58年に開園した面積25.4haの総合公園です。広い園内には、百合が原公園を代表する約100種類のユリをはじめ、様々な花が植えられた札幌を代表するフラワーパークです。また、園内には子供に人気の遊具広場のほか、ゲートボール場やパークゴルフ場もあり、子供からお年寄りまで幅広い年齢の方が楽しめる公園になっています。

広い芝生の広場にはベンチなども設置されており、サッカーやバトミントンなどで楽しんでいる方も多く、のんびりと過ごすことができます。

農試公園

農試公園は、子供が楽しく遊べる遊具広場、夏には水遊びができるちゃぷちゃぷ池、コース内を自転車に乗りながら交通ルールを学べる交通コーナー、無料の木材や工具を使って工作体験ができるトンカチ広場（現在改修工事中）、緑あふれる休憩スペースのサンルーム、有料のテニスコート、野球場やアリーナなど、子供からお年寄りまで幅広く利用できる約12haもある運動公園になっています。

遊具広場やちゃぷちゃぷ池は2023年4月にリニューアルオープンし、さらに楽しくなった公園として週末には多くの家族連れが訪れる人気のスポットになっています。園内にはベンチも多く設置されており、簡易なポップアップテントも使用できるのでピクニックにもピッタリな公園になっています。

中島公園

札幌の中心部にある中島公園は札幌市民の憩いの場として親しまれているだけなく、１年を通じて多くの観光客やカメラ好きなどが訪れる札幌有数の人気スポットです。札幌中心部にあるにも関わらず、約24ヘクタールもある広い敷地内は自然豊かで、四季折々の風景で訪れる人を楽しませてくれます。

公園内にはベンチも多く設置されているほか、芝生のスペースもあるのでシートを敷いてゆっくり過ごすこともできます。

大通公園

札幌の中心部にある大通公園は、東端のさっぽろテレビ塔から西に1.5km伸びる札幌を代表する観光スポットであるとともに市民の憩いの場となっています。公園内の各所にはカラフルなお花が植えられた素敵な花壇があるほか、約400本のライラックが植えられており、きれいなお花を見ながらピクニックができます。

また、大通公園にはプレイスロープや遊具など子供が思いっきり遊べるエリアもあるほか、１年を通して様々なイベントも開催されます。

サッポロさとらんど

モエレ沼公園の隣にあるサッポロさとらんどは、1995年にオープンした面積約74ha（東京ドーム14個分）の大きな公園です。広い敷地内には、バーベキュー場や動物と触れ合える広場、野菜の収穫体験ができる農場などがあり、様々な楽しみ方ができる入場無料の「農業体験交流施設」となっています。１年を通して楽しめる施設で、夏には、園内を巡るSLや馬車などにも乗ることもでき、冬には、バナナボートや馬ぞりを体験することができます。

今年2023年の4月には、さとらんど交流館の横に道内最大級の木製アスレチック遊具広場もオープンしました。周りも広い芝生の広場になっているので、簡易テントなどを使用してのんびり過ごすことができます。

五天山公園

五天山公園は西区にある福井の採石場跡地に造られた総合公園です。形が特徴的な五天山の麓に広がる公園で、夏はバーベキューの人気スポットになります。

園内には芝生のエリアも多いので、簡易テントやシートを使ってピクニックやバーベキューができます。

旭山記念公園

札幌市中央区にある旭山記念公園は、藻岩山や円山に隣接した高台にあり、山の斜面一帯が公園の敷地になっていることから、市内を一望できるその眺めの良さが人気になっています。標高137.5mにある展望台からは、石狩平野や日本海、札幌市内を一望でき、無料で楽しめる夜景の名所としても知られています。

シートを高台の芝生に敷いて景色を楽しむのも良いですし、少し下ったところにも広い芝生のあるちびっこ広場や遊具広場があります。

手稲稲積公園

手稲区にある手稲稲積公園は、人工の波が押し寄せる「波のプール」や最大8.3mの高さから滑り降りる「ウォーターフォール」などが人気の「ていねプール」のほか、テニスコートや野球場、パークゴルフ場など様々な施設を完備した多目的運動公園です。広い園内には広い芝生のある多目的広場や芝生広場もあり、ベンチやあずまやもあるので、キャッチボールやピクニックなどを楽しむことができます。

円山公園

中央区にある円山公園は北海道神宮と隣接する公園です。円山公園はもともとは明治初期に開拓使が設置した樹木の試験場で、訪れる人を四季それぞれの風景で楽しませてくれます。特に春には桜のお花見の名所として多くの人が訪れます。円山公園ではワンタッチ式等の簡易テントも含めてテントやターフの使用はできませんが、シートを敷いてピクニックを楽しむことができます。

自然豊かな円山公園には多くの野生動物も生息してるので、ピクニックしている途中でかわいいリスに出会えるかもしれません。

月寒公園

豊平区にある月寒公園は、ゆるい丘の地形を利用した自然あふれる公園です。園内には様々な遊具や運動施設があり、小さな子供からお年寄りまで、幅広い年齢の方が楽しめる総合公園になっています。丘の下には広い芝生の広場もありキャッチボールやピクニックにぴったりです。

平岡公園

清田区にある平岡公園には約1,200本の梅が植栽されおり、春の開花時期には多くの人で賑わいます。広い園内には野球場やテニスコート、ゲートボール場、パークゴルフ場なども完備しており、梅の見ごろのみでなく１年を通して楽しめる公園になっています。このほか広い芝生のある多目的広場や芝生広場もあるので、夏の期間もピクニックをゆっくり楽しむことができます。

真駒内公園

真駒内公園は札幌の南区にある面積85ヘクタールもあるとても広い公園です。園内には真駒内川が流れ、丘陵部には自然林が残るほか、多様な樹木が生育する自然豊かな公園になっています。園内には広い芝生のエリアもたくさんあるので、ピクニックにはぴったりの公園です。

国営滝野すずらん丘陵公園

札幌市南区にある滝野すずらん丘陵公園は、北海道唯一の国営公園となっており、広大な敷地内は自然豊かで四季折々の風景を楽しむことができます。園内はゾーンによってテント使用のルールが異なり、キャップ場や炊事場では大型のテントが使用できますが、そのほかのゾーンは限られたエリアで簡易テントのみ使用ができます。

中央ゾーンでは「こどもの谷」エリアでポップアップ式のシェード（簡易テント）のみ持ち込みができます。

北海道大学

北海道大学は札幌駅にも近く、その広い構内には多くの緑や歴史のある建造物が点在することから、学生だけでなく市民や観光客も多く訪れるスポットとなっています。正門を入ってすぐの中央ローンをはじめ芝生の広場もあり、キャンパス内なので簡易テントなどは不向きですが、シートを敷いてのんびり過ごすことができます。

豊平川河川敷

札幌に流れる豊平川河川敷には緑地や子供が水遊びを楽しめるウォーターガーデンなど、様々な楽しみ方ができるスポットとして札幌市民に親しまれています。一部エリアに限られますが火器の使用もできるので、夏にはバーベキューをする人でも賑わいます。