５月に行きたい北海道のお花畑｜名所から穴場まで見頃の花畑を紹介

GW（ゴールデンウィーク）もある５月の北海道は、長かった冬も終わり、道内各地にあるお花畑にもきれいな花が咲き始める時期です。今回は５月に見頃を迎える北海道のお花畑を紹介したいと思います。

お花畑の見頃時期について

北海道には有名なラベンダーをはじめ、菜の花、チューリップ、ひまわりなど様々な種類のお花畑があります。花の種類により見頃を迎える時期は異なり、５月の上旬からはチューリップや芝ざくらが咲き始め、中旬からは菜の花が見ごろを迎え始めます。

芝桜

北海道には５月に見頃を迎えるきれいな芝ざくらが楽しめるスポットがいくつかあります。おすすめは滝上公園やひがしもこと芝桜公園、三島さんの芝ざくら庭園です。

芝ざくら滝上公園

滝上町は旭川と紋別の中間あたり、人口約2,300人の小さなまちです。そんな滝上町は春になるとまちの斜面に植えられた芝ざくらによって、一面色鮮やかなピンクに染まります。60年以上かけて植えられた芝ざくらの面積は約10万㎡にも及びます。芝ざくらの開花期間中は「芝ざくらまつり」として、案内所や売店がオープンするほか各種ステージイベントも行われます。また、ヘリコプターの遊覧飛行も行われ、上空から芝ざくらを眺めることもできます。

ひがしもこと芝桜公園

大空町にあるひがしもこと芝桜公園は、約10haもある園内が、春には一面ピンクに染まる芝桜の名所として知られています。丘の上まで運行している遊覧車もあるので、お年寄りの方でも丘の上から見る芝ざくらの風景を楽しむことができます。また園内には、ゴーカートや釣り堀、キャンプ場や温泉施設まであり、１日中楽しめるスポットになっています。

三島さんの芝ざくら庭園

スポット名からお気づきの方もいるかもしれませんが、三島さんの芝ざくら庭園は倶知安町在住の一般の方がご好意で開放してくださっている芝桜の名所です。約4,000㎡の敷地内に芝桜のじゅうたんが広がり、雪が残る羊蹄山と合わさった風景がとても素敵なスポットになっています。個人のお庭のためマナーを守って鑑賞しましょう。

菜の花

北海道では菜種を採取するため菜の花の栽培が盛んな地域があり、見頃を迎える5月には、広大な畑が一面黄色く染まる景色を見ることができます。菜の花畑を見るのにおすすめなのは安平町と滝川市です。

安平町

北海道の絶景花畑のなかでも一番おすすめしたいのが安平町の菜の花畑です。安平町は新千歳空港から車で約20分の場所にあり、北海道旅行の際にも行きやすいまちです。安平町では「なたね」の生産が盛んで、春の一面黄色い花で鮮やかに染まった菜の花畑は、まさに一生に一度は見たい北海道の誇る絶景です。

滝川市

北海道の空知地方に位置する滝川市は、菜の花の作付面積日本一を誇るまちです。５月中旬から６月上旬の見頃時期になると、市内のいたるところにある菜の花畑が一面黄色く染まり、開花時期に合わせて「たきかわ菜の花まつり」も開催されます。

チューリップ

5月に見頃を迎えるチューリップが見られるおすすめのお花畑は、滝野すずらん丘陵公園とかみゆうべつチューリップ公園です。

国営滝野すずらん丘陵公園

滝野すずらん丘陵公園には道央圏最大級の約160品種26万本のチューリップが植えられており、見頃を迎える５月中旬から６月上旬には、毎年チューリップ・すずらんフェスタが開催されます。今年2023年も開催が決定し、丘一面に広がる色とりどりのチューリップと可憐なスズランを楽しむことができます。

かみゆうべつチューリップ公園

かみゆうべつチューリップ公園には広大な敷地内に約200品種・120万球のチューリップが植えられています。５月１日から６月上旬まではチューリップフェアも開催され、ベストシーズンの５月中旬から下旬にはカラフルなチューリップが咲き乱れます。

最後に

以上、今回は５月に見頃を迎える北海道のお花畑を紹介しました。GWもある５月は北海道のお花も綺麗に咲き始める素敵な時期なので、この記事を参考にいろいろ見に行ってみてくださいね。