北海道には素敵なお花畑が見られるスポットがたくさんありますが、その中のひとつ、安平町の菜の花畑は、一面黄色のじゅうたんが広がるまさに圧巻の絶景スポットです。今回はそんな安平町の菜の花畑について紹介します。
安平町の菜の花畑

安平町は新千歳空港から車で約20分の場所にある、北海道旅行の際にも行きやすいまちです。そんな安平町は「なたね」の生産が盛んで、春になると町中の各所にある菜の花畑が一面黄色い花で鮮やかに染まります。
見頃について

菜の花の見頃は、その年の気候によって前後することもありますが、例年5月中旬から6月上旬になります。畑によっても開花状況が異なりますが、近年の開花状況をざっくりとまとめると次のようになりますので参考にしてください。

開花状況
次のサイトでは最新の開花状況を写真付きでお知らせしているので、菜の花畑を見に行く前にチェックしてみましょう。
マップについて
菜の花は、同じ畑でずっと生産すると連作障害が発生するため、毎年場所を変えて育てられます。そのため、菜の花が見られる場所は毎年異なりますが、菜の花畑は安平町の道の駅「あびらD51ステーション」の周辺に集中しています。菜の花畑のマップはその年ごとに北のなのはな会HPで公開されます。
また、道の駅にも置いてあるので、現地でも入手可能です。2023年のマップも公開されました。

道の駅「あびらD51ステーション」

菜の花が見ごろを迎える5月下旬あたりには、安平町の道の駅「あびらD51ステーション」で「菜の花さんぽ」というイベントが開催されます。期間中は道の駅に様々な屋台グルメが登場するほか、菜の花畑を巡って歩くウォーキングイベントも開催されます。また、道の駅から各菜の花畑に行くための無料バスも運行されますが、本数はそんなに多くないので、車がある方は自分の車で巡った方がスムーズに菜の花畑を見ることができます。
道の駅で食べられる、煙を出しながら走る蒸気機関車をイメージしたソフトクリーム「もくもくD51ソフト」は、灰色の見た目に驚きますが、コクがあってとても美味しいですよ。

駐車場について
昨年、菜の花を見に行った際には、各畑に無料の駐車スペースが用意されていたので、畑の近くに車を停めてゆっくりと菜の花を楽しめました。
幌馬車の運行

菜の花の見頃時期には、トラクターで引く幌馬車に乗って、菜の花畑の風景を楽しむことができます。
-2022年の場合-
【期間】5月20日~6月7日
【運行時間】9:00~17:00
【料金】大人1,000円 / 子ども500円(3歳以下無料)
菜の花コスメ
安平町の菜の花を使って作った石鹸、美容液、保湿クリームなどのコスメや、菜の花はちみつ、なたねサラダ油が道の駅などで購入できます。どんな商品があるかは「北のなのはな会」のホームページをチェックしてみてください↓
写真ギャラリー
昨年(2022年)菜の花を見に行ってきてた際の写真がこちら。





周辺のグルメ
ファームヤード

農家レストランのファームヤードでは、野菜がたっぷり入った優しい味のスープカレーがいただけます。新鮮なしゃきしゃき野菜のサラダもとっても美味しいですよ。

そば哲

ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれたことでも知られる「そば哲」では、とても美味しい本格的なお蕎麦がいただけますよ。
最後に
今回は安平町の菜の花畑を紹介しました。一面の黄色いじゅうたんは、まさに一生に一度は見たい絶景なので、見ごろ時期にぜひ訪れてみてくださいね。