北一硝子は小樽を代表するガラスブランドとして知られていますが、実はガラス製品の販売だけではなく、レストランやカフェの運営も手がけているんです。そのひとつが今回紹介する「北一ホール」です。実際訪れてみると、その店内は無数のランプの明かりが照らすとても素敵な空間でした。
北一硝子の手がける「北一ホール」とは
北一硝子は小樽とともに成長してきたガラスブランドで、ガラス製品のギャラリーのほか、カフェやお酒類店など、小樽市内に17の店舗を有しています。もともとは1901年(明治34年)に石油ランプや漁業用の浮き玉を販売する会社として誕生しましたが、100年以上の時を経た需要の変化や観光客の増加を受けて、いま主としているガラス製品の販売業へ転換してきました。
そんな北一硝子が手がけるカフェが「北一ホール」です。北一ホールがあるのは、様々なお土産屋さんや飲食店が並ぶ小樽の観光スポットとして有名な「堺町通り商店街」。もともとは漁業用倉庫だった建物を利用した「北一硝子三号館」の中に入っています。石造りの建物の中には北一ホールのほか、ガラス製品を販売するお店もあります。その通路にはかつて利用されていたトロッコのレールも残り、ランプの明かりで照らされていて、なんだかノスタルジックな雰囲気が漂っています。
メニューや注文方法
北一ホールのメニューは、コーヒーや紅茶、ケーキといったカフェ定番のものから、ランチタイム(オーダー11:00~14:50)には海鮮丼、ラーメン・そば・うどんといった麺類、箱膳のほか、小樽の地ビールなどのお酒も楽しむことができます。
店内はセルフサービスになっていて、まず入口にある食券売場で注文後、食券をカウンターに出し、注文したメニューを受け取って席につくスタイルになっています。
店内の様子
店内の様子についてですが、その特徴は何と言っても、店内を照らす167個の石油ランプです。石油ランプの火による温かみのある光に照らされた店内は、とても幻想的で、何時間でもゆっくりしたくなってしまう素敵空間になっています。
その他の魅力
北一ホールでは、朝の開店と同時に、石油ランプ1つ1つに手作業で火を灯しています。徐々にカフェ内の幻想的な雰囲気ができていく様子を見られるので、タイミングが合う方は開店と同時に訪れるのもおすすめです。点灯作業の時間は9:00~9:30となっています。
また、北一ホールでは店内のピアノによる生演奏を楽しむことができます。ピアノはあの有名なスタンウェイ。ピアノの演奏は当面の間は火曜から金曜(祝日を除く)の間で、14:00~14:30/15:00~15:30/16:00~16:30の1日3回あるので、そのタイミングを狙って訪れるのも良いですね。
カフェで癒された後は、同じ北一硝子3号館に入っているガラス製品のギャラリーでお買い物を楽しむのもありです。きれいなガラス製品が並べられた店内は、見ているだけでもとても素敵です。
アクセスや駐車場
北一ホールの場所はこちらをご確認ください。
車で行く場合、北一硝子には一般車用の提携駐車場が臨港線側(バス専用駐車場横)と、堺町通り(三号館カントリーフロア横)の2カ所あります。
提携駐車場は北一硝子各店舗の利用2,000円以上で2時間無料になります。
利用可能時間や料金はこちらをご確認ください。
・第一駐車場 (堺町通り側 三号館カントリーフロア 横)
営業時間 8:30~20:30(季節により異なる場合あり)
最初の1時間:300円
以後20分毎:100円
・第二駐車場 (臨港線側 バス専用駐車場 横)
営業時間 8:30~20:30(季節により異なる場合あり)
最初の30分:無料
以後20分毎:100円
公共交通機関で行く場合、JR函館本線「南小樽駅」から徒歩約10分、「小樽駅」からだと徒歩約20分です。
店舗情報まとめ
いかがだったでしょうか。小樽の素敵すぎるカフェ「北一ホール」。小樽観光の一休みにぜひ寄っていただきたいスポットです。
こちらの記事では、小樽のおすすめ観光スポットを他にも紹介しているので、良かったら参考にしてください↓
所在地 | 北海道小樽市堺町7番26号 |
TEL | 0134-33-1993 |
営業時間 | 9:00~17:30 |
定休日 | 無し |
アクセス | JR函館本線「南小樽駅」から徒歩約10分 |
駐車場 | 提携駐車場あり(2,000円以上利用で2時間無料) |
公式HP | https://kitaichiglass.co.jp/(北一硝子) |