２月の北海道旅行｜気温や積雪は？服装は？おすすめの観光スポットは？

北海道は、冬だからこそ見られる絶景や魅力的なイベントがたくさんあります。今回は、２月の北海道の気温や積雪量、オススメの服装や観光スポットを紹介したいと思います。２月の北海道旅行を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

２月の気候について

１年を通して観光客の多い北海道ですが、２月は比較的旅行者の少ない穴場時期でもあります。ただ、北海道の２月は１年でも一番寒い時期で、まだまだ積雪もたくさんあります。

平均気温

北海道の主な市町村の２月の平均気温はこちら。

２月の北海道の平均気温はまだマイナスのところがほとんどです。特に旭川や富良野は北海道の中でも、かなり寒いエリアなので、観光を考えている方はしっかりとした防寒対策が大切です。

最低・最高気温や積雪量

次に２月の日最低・最高気温の平均や積雪量も見てみましょう。

２月の北海道は、富良野や旭川では、１日の最低気温がマイナス10℃を下回る日もまだまだあります。最高気温もプラスのところはまだ少ないですね。
積雪量も１年で一番多い時期なので、靴もスニーカーなど、水が染みるものは避けた方が無難です。

全国との比較[平均気温]

２月の札幌の平均気温を日本全国の主な都市と比較してみましょう。

東京と比べてみると、札幌との気温差は約９℃ほどありますね。９℃の違いとなると体感的にかなり寒くなるので、普段の服装よりさらに防寒対策をする必要があります。

全国との比較[最低・最高気温]

２月の札幌の最低気温や最高気温の平均を日本の主な都市と比べてみた表がこちらです。

東京は最高気温が10℃くらいなのに対して、札幌はまだまだ０℃くらいです。最低気温も８℃くらいの差があります。

服装について

２月の北海道を旅行するのには、どんな服装がいいのでしょうか。ここでは北海道に移住した筆者オススメの服装を紹介します。

男性の場合

基本となるおすすめの服装はこちら。

まず、インナーにはヒートテックなどの暖かい肌着がマストです。ヒートテックもできれば普通のものよりも「極暖」のような厚手のものがベストです。

ヒートテックの上に、長袖とセーターなどを重ね着しましょう。

アウターはダウンなどの暖かいものを選びましょう。雪が降ってきたときにかぶれるように、フード付きのものがおすすめです。

下は、ヒートテックを着た上に、暖かい素材のズボンを選びましょう。

寒いときは足先が痛くなるくらいに冷えてくるので、厚手の長い靴下がおすすめです。

２月の北海道は、まだまだ積雪があるので、靴は滑りにくいスノーブーツがベストです。

スノーブーツを持っていない方で、旅行のためにわざわざ買いたくない場合は、できるだけ水の染みないハイカットの靴を選びましょう。防水スプレーをかけておくとなお良いです。

頭も寒くなるとつらいので、ニット帽などをかぶるとベストです。

耳が冷えて痛くなるので、ニット帽は耳までかぶった方がいいですが、もしニット帽で髪型が崩れるのが嫌な方などは、イヤーマフがあると耳が冷えずに済みます。

首元も冷えるので、マフラーやネックウォーマーがあると良いです。

暖かい手袋もお忘れなく。

女性の場合

女性の場合も男性と同じく、基本となるオススメの服装はこちらです。

まず、インナーにはヒートテックなどの暖かい肌着がマストです。ヒートテックもできれば普通のものよりも「極暖」のような厚手のものがベストです。

ヒートテックの上には、長袖やセーターなどを重ね着すると暖かいです。

アウターは暖かいコートなどを選びましょう。できれば雪のくっつかないサラサラした素材のものがベストです。雪が降ってきたときにかぶれるようにフードがあるとなお良いです。

下は、ヒートテックの上に暖かい素材のズボンを選びましょう。

足先は冷えて痛くなりやすいので、厚めの長い靴下がおすすめです。

靴はムートンブーツのような温かいものを選びましょう。できるだけ水の染みない防水のものが良いです。スノーブーツがあるとベストです。

耳が冷えると痛くなるので、頭も温まるニット帽を耳までかぶると良いです。

ニット帽をかぶりたくない方も、耳が冷えないようにイヤーマフはあった方がいいです。

首が冷えると体全体の冷えにつながるので、首元にはマフラーやネックウォーマーが必要です。

手袋もできるだけ暖かいものを選びましょう。

子供の場合

子供の場合も基本的には大人と同じですが、思いっきり雪遊びも楽しむため、アウターはスキーウェアを着ておくのがおすすめです。
北海道の観光スポットでは、スキーウェアを着ている子供がたくさんいるので、浮いてしまうことは特にありません。

２月のおすすめ観光スポット

２月の北海道のおすすめ観光スポットを紹介します。

さっぽろ雪まつり

２月の北海道の一大イベントと言えば、さっぽろ雪まつりです。そのはじまりは1950年に、地元の中・高校生が大通公園に雪像を設置したことですが、現在では例年、国内外から200万人以上が訪れる大きなイベントとなりました。
大通公園会場には、大迫力の大雪像が並び、すすきの会場では幻想的な氷像を見ることができます。

千歳・支笏湖氷濤まつり

冬の期間、支笏湖で開催される千歳・支笏湖氷濤まつりでは、支笏湖の水を凍らせて作った大小様々な氷のオブジェが並びます。昼間の支笏湖ブルーと言われるナチュラルブルーも素敵ですが、夜はライトアップも行われ、とても幻想的な光景になります。

流氷砕氷観光船で流氷観察

網走や紋別などのオホーツク海には、例年１月から２月の期間、流氷がやってきます。紋別から出発する「ガリンコ号」や、網走から出発する「おーろら号」は、観光用に流氷を砕きながら進む流氷砕氷船で、迫力のある流氷の姿を間近で観察することができます。
極東最大の大河アムール川からやってくる流氷ですが、北半球で、流氷がここまで南に降りてくるのは、オホーツクのみで、人が暮らす地域で流氷が観察できるところも他にはありません。北海道だけの「奇跡の流氷」の光景は必見です。

最後に

２月の北海道は冬ならではの見どころがいっぱいです。冬のおすすめ観光スポットやイベント、冬の北海道旅行に持って行きたいアイテムなどは、下にピックアップした記事で詳しく紹介しているので、参考にしてくださいね。