北海道などの寒い地域で特に防寒対策として重要なのが足元です。家の中ではもちろん、外を歩くときには靴だけではなく、靴下も暖かいものを選ばないと足元から冷えてしまいます。今回は寒い冬におすすめの暖かい靴下をランキング形式で紹介したいと思います。
冬の靴下事情
実はNG?靴下の重ね履き
足元が冷えて辛いときには、靴下を二重に履けば暖かいのではとついつい考えがちですが、靴下の二重履きは気を付けないと逆効果になってしまうこともあります。これは靴下を重ね履きすることで足が締め付けられ、血行が悪くなってしまうためです。靴下を二重履きする際には大きめのゆるい靴下を選ぶことが必要になってきます。ただし、緩い靴下を選んだとしても、重ね履きで靴下が分厚くなってしまうと、外に出るために靴を履いた時にいつもよりきつく締め付けられてしまい、血行が悪化する原因にもなるので注意が必要です。
また、二重履きをする際には足の蒸れにも注意が必要です。通常の1枚履きであれば、靴下が吸収した汗は次第に蒸発していきますが、二重履きの場合、吸収した汗が蒸発しにくくなってしまうため、足元が蒸れやすくなります。靴下が湿ったまま気温の低い外に出ると、残った汗が冷たくなり、足元が冷える原因になっていまします。
五本指ソックス
五本指ソックスは足元の冷え対策に有効だと言われています。五本指ソックスの場合、指のまわりの汗を吸い取ることで、汗が蒸発することで熱が奪われる気化熱によって足元が冷えることを防いでくれます。また指が一本一本包まれるので、指先の冷え対策にもなります。
冬用靴下の選び方
冬用の靴下の選び方にはいくつかポイントがあります。まず気を付けたいのが厚さで、ついつい暖かそうな厚手の靴下を選んでしまいがちですが、靴を履いて屋外に出る場合には、いつもより靴の締め付けがきつくなってしまい、足の血行を妨げて逆効果になってしまうこともあります。
次に注目したいポイントは靴下に使われている素材です。冬に大切なのは足をドライに保つことで、足が蒸れてしまうと、汗で足が冷えやすくなってしまいます。素材としておすすめなのは吸湿性や保温性の高いウールや、最近の技術進歩によって開発されてきたブレスサーモをはじめとした吸湿発熱素材です。
おすすめランキング
No.1 まるでこたつソックス(靴下の岡本)
「まるでこたつソックス」はふんわり足先から包み込み、まるでこたつに入っているような心地よい暖かさが感じられると大人気の靴下です。独自に開発した保温性が高い発熱素材を使用しており、くるぶしにあるツボを発熱素材で温熱刺激することによって、足元をぽかぽかに保ってくれます。
No.2 足の冷えない不思議なくつ下(桐灰化学)
「足の冷えない不思議なくつ下」は1本1本に空気を含む中空の特殊繊維「断熱エアヒート繊維」を使った靴下で、暖かい空気で足を包み込み、外の冷気をカットします。一度履いてみたら暖かくて、他の靴下には戻れないという方も多い人気の靴下です。
No.3 ココピタ あったか実感(靴下の岡本)
「ココピタ あったか実感」は独自開発の吸湿発熱素材を使った保温性抜群の靴下です。冷えやすいつま先は2層構造になっており、1層目は吸湿速乾素材で汗冷えを防ぎ、2層目は吸湿発熱素材で湿気を吸って熱に変えるつくりになっています。防寒靴下ですが、適度な厚みで靴もいつも通り履くことができるのも嬉しいポイントです。
No.4 メリノウール アルパイン ソックス(monbell)
高性能な防寒靴下を選ぶのであればアウトドアブランドの靴下もおすすめです。冬山登山にも対応するように考えられた靴下なので、防寒対策にはばっちりです。モンベルのメリノウールソックスは優れた保温性と吸放湿性を備えたウールを使った人気のソックスで、防臭効果も高い靴下になっています。
No.5 ブレスサーモ五本指ソックス(ミズノ)
吸湿発熱素材「ブレスサーモ」は人から発生する水分を吸収して熱に変えてくれる保温性抜群の素材です。そんなブレスサーモを使ったミズノの五本指ソックスは、指の間もドライで暖かい快適な状態に保ってくれます。五本指で指先の踏ん張りも効くので、スノーボードやスキーの際にもおすすめの靴下です。