これまで北海道内でKitacaやSuicaなどの交通系ICカードが使える駅は札幌周辺など一部エリアに限られていました。今回、JR北海道はこの利用可能エリアを2024年3月から拡大し、旭川や函館でも使えるようにすると発表しました。
これまでの利用可能エリア
これまでKitacaやSuicaなどの交通系ICカードが使える駅は札幌周辺などの一部に限られていました。函館では市電や函館バスで利用できる「ICAS nimoca」の使用可能エリアではKitacaなどの利用ができましたが、JR函館駅など電車での利用はできませんでした。また、北海道第二の都市である旭川では使用ができませんでした。
2024年3月のエリア拡大
JR北海道は2024年3月からKitacaなどの交通系ICカードが使えるエリアを拡大することを発表しました。拡大するのは岩見沢~旭川間の14駅と、函館~新函館北斗間の6駅の計20駅です。
【岩見沢~旭川】峰延、光珠内、美唄、茶志内、奈井江、豊沼、砂川、滝川、江部乙、妹背牛、深川、納内、近文、旭川
【函館~新函館北斗駅】函館、五稜郭、桔梗、大中山、七飯、新函館北斗
また、ICカードの導入に合わせて札幌~旭川間では、指定席特急券を「えきねっと」で予約して、受け取り不要でICカードを代わりにを利用できるチケットレスサービスも開始されます。
利用できる種類
Kitacaが利用できる区間では、道外で発行されているSuicaやPASMOなどの利用もでき、モバイルSuicaなどのスマホ利用も可能です。
【利用できる種類】Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、PiTaPa、SUGOCA、nimoca、はやかけん