釧路湿原のタンチョウは、一生に一度は見たい釧路が誇る冬の風物詩です。そんな冬の釧路に春休みや卒業旅行で行こうと考えている方も多いのではないでしょうか。今回は、釧路の2月と3月の気温やおすすめの服装について紹介するので、旅行に訪れる際の参考にしてください。
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気温について
釧路は北海道の中でも1年を通して気温の低いエリアにあります。
2月
釧路の2月の平均気温を全国の主な都市と比べてみたのがこちらです。
釧路の2月の平均気温はマイナス4.3℃、日の最高気温でもプラスにはなりません。日の最低気温はマイナス10℃近く、寒いというより痛いくらいの気温になります。東京との平均気温の差は10℃以上になるので、体調を崩さないように気を付けましょう。
3月
3月の釧路の平均気温を全国の主な都市と比べたのがこちらです。
3月になってもまだ釧路の平均気温はマイナスで、日の最高気温でも3℃くらいにしかなりません。本州では桜も咲く春の陽気ですが、東京と比べると平均気温は10℃近く低くなるので、防寒対策はしっかりとしましょう。
雪について
釧路の月ごとの降雪量や積雪深がこちらです。
気温は低い釧路ですが、雪に関しては北海道でも少ないまちになります。2月でも降雪量は一か月間で27cm程度で、積雪は26cmしかありません。3月も同じくらいの雪の量ですが、北海道の他のエリアに比べれば、雪はほとんどふらないと言っていもいいくらいの量です。
服装について
釧路は北海道でも特に寒い地域にあるので、しっかりとした防寒対策が必要です。基本となるおすすめの服装はこちらです。
・ヒートテック上下
・長袖Tシャツ
・セーター、トレーナーやパーカー
・ダウンなど厚手のアウター
・暖かい素材の長ズボン
・手袋
・マフラーやネックウォーマー
・ニット帽やイヤーマフ
・厚手の靴下
・スノーブーツ
防寒対策に重要なアウターはできるだけ暖かいダウンなどを選びましょう。
冬の釧路ではインナーも重要になってきます。ヒートテックのようなインナーの中でも、特に2月は厚手のタイプを選ぶようにしましょう。インナーの上には長袖のシャツやセーターなどを重ね着するのがおすすめです。体を冷やさないためには、帽子やマフラー、手袋、イヤーマフ、厚手の靴下などの防寒アイテムも必要です。
北海道の他の雪が多い地域ほど気にしなくても大丈夫ですが、足先が冷えて痛くならないためには、暖かいスノーブーツがあるとベストです。
スノーブーツが無い場合は、できるだけ暖かい靴を選びましょう。できれば防水が効いている靴の方が、雪解け水で歩道が濡れていても安心です。
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最後に
今回は釧路の2月と3月の気温や積雪、おすすめの服装を紹介しました。釧路のタンチョウはぜ見ておきたい北海道の冬を代表する景色ですが、特に早朝に見に行く方は風邪を引かないよう万全の防寒対策をしましょう。
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