網走や紋別で流氷観光をする際の気温やおすすめの服装は?積雪はどのくらい?

北海道旅行の基本情報

網走や紋別などのオホーツク海には、例年2月頃に流氷がやってきます。紋別から出発する「ガリンコ号」や、網走から出発する「おーろら号」は、観光用に流氷を砕きながら進む流氷砕氷船で、迫力のある流氷の姿を間近で観察することができます。冬のオホーツク海へ流氷を観るため旅行に行こうと考えている方も多いのではないでしょうか。そんなときに気になるのが冬の網走や紋別の気温や積雪です。今回は流氷が来る時期の網走・紋別の気温や積雪、おすすめの服装などを紹介したいと思います。

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流氷観光について

網走や紋別で観察できるのは極東最大の大河アムール川からやってくる流氷です。北半球で流氷がここまで南に降りてくるのは、オホーツクのみで、人が暮らす地域で流氷が観察できるところは他にはないことから、北海道だけの「奇跡の流氷」とも言われています。紋別から出発する「ガリンコ号」や、網走から出発する「おーろら号」は、観光用に流氷を砕きながら進む流氷砕氷船で、迫力のある流氷の姿を間近で観察することができます。

冬期運行期間:
 ガリンコ号 2024年1月16日~3月31日
 おーろら号 2024年1月20日~3月31日
公式サイト:ガリンコ号 / おーろら号

気温

北海道のオホーツク海側に流氷がやってくるのは例年2月中旬から3月上旬です。この時期の網走や紋別はまだ冬真っ只中です。網走や紋別の気温を日本各地と比べてみたのが下の表になります。

気象庁の過去データから作成(以下、気象データは同様)

特に2月はかなり寒く、平均気温はマイナス5℃程度、日の最高気温でも平均マイナス2℃と一日を通してもプラス気温にならない日が多い時期です。日の最低気温の平均はマイナス10℃近くになります。東京と比べると平均気温は10℃以上低くなるので、体調を崩さないように万全の防寒対策が必要です。

3月になるとやや気温は上がってきますが、それでも平均気温はマイナスになります。東京と比べると平均気温は約10℃も低くなるので、出発前は春の陽気だとしても流氷観光の際にはしっかりとした防寒対策をしましょう。

積雪

流氷が見られる2月や3月はまだまだ降雪量も多い時期で、積雪は1年で最も深くなります。網走や紋別の街中はまだ雪に覆われ、歩道も凍ってツルツルになることもあるので、足元も雪対策が必要になってきます。

おすすめの服装

流氷がやってくる時期の網走や紋別はまだ極寒の真冬です。特に流氷観光船で海の上に出る場合は、風も強くなるので体感温度はかなり低くなります。基本となるおすすめの服装はこちらです。

・ヒートテック上下
・長袖Tシャツ
・セーター、トレーナーやパーカー
・ダウンなど厚手のアウター
・暖かい素材の長ズボン
・手袋
・マフラーやネックウォーマー
・ニット帽やイヤーマフ
・厚手の靴下
・スノーブーツ

上着は厚手のダウンなどかなり暖かいものを選びましょう。アウトドアブランドのマウンテンジャケットなど風を通さず保温性が高いアウターもおすすめです。

流氷観光の際にはインナーも重要になってきます。ヒートテックのようなインナーの中でも、特に2月は厚手のタイプを選ぶようにしましょう。インナーの上には長袖のシャツやセーターなどを重ね着するのがおすすめです。体を冷やさないためには、帽子やマフラー、手袋、イヤーマフ、厚手の靴下などの防寒アイテムが必要です。

冬の流氷観光で特に重要なのが靴です。特に2月はまだ歩道も凍ってツルツルになっていたりするので、できればスノーブーツのような滑りにくくて暖かいものの方がおすすめです。

スノーブーツを持っていない方は、できるだけ防水の効いたハイカットの靴を選び、必要に応じて防水スプレーを使いましょう。

最後に

以上、今回は網走や紋別で流氷観光をする際の気温や積雪、おすすめの服装を紹介しました。冬の北海道でしか見ることのできない奇跡の光景、風邪を引かないようにしっかり防寒対策をして楽しんでくださいね。

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