【2025】釧路市の厳島神社例大祭を紹介|夏の始まりを告げるくしろ祭りに行ってみよう!

神社 / お寺

釧路市に鎮座する厳島神社(嚴島神社・旧釧路國一之宮)は江戸時代から釧路市民の守り神として親しまれてきた神社です。そんな厳島神社では、一年で最も重要な神事である例大祭の日を7月15日と定めていますが、毎年7月の第2週の金土日に「くしろ祭り」とも呼ばれる盛大なお祭りを行っています。

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厳島神社について

釧路市の厳島神社は、釧路が開拓され始めたころに漁業の安全と大漁祈願のため、現在は世界遺産にも登録されている広島県の嚴島神社から「弁天さま」として親しまれている海の神様「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」を御分霊としてお祀りしたのが始まりだとされています。明治に入ってからは釧路市の発祥の地である現在の米町へ移動し、高台から釧路のまちを見守っています。現在では阿寒岳・雌阿寒岳を霊峰とする山神さまでアイヌの神ともされる阿寒大神をはじめ、7柱の御祭神をお祀りしています。

【所在地】釧路市米町1丁目3番18号

例大祭

厳島神社では一年で最も重要な神事である例大祭の日を7月15日と定めていますが、毎年7月の第2週の金・土・日の3日間に盛大なお祭りを行っています。厳島神社の例大祭は「釧路まつり」とも呼ばれ、夏の訪れを告げる行事として昔から釧路市民に親しまれています。お祭りは金曜日の宵宮祭から始まり、土曜には威勢のいい担ぎ手たちとともにお神輿が氏子地域を渡御し、日曜の壱之宮祭(後日祭)では赤ちゃん相撲をはじめ様々な催し物も行われます。境内には多くの屋台や露店も出店され、多くの人で賑わいます。

【日程】2025年7月11日(金)~13日(日)
【スケジュール】

7月11日(金)
縁日・露店16:30~21:00
18:00 ~ 19:00宵宮祭神事(本殿)
19:10 ~ 19:30寿子ども蝦夷太鼓同好会~太鼓奉納~
19:30 ~ 20:00シンガーソングライター東潤子 LIVE
20:00 ~ 20:15打ち上げ花火
20:15 ~ 21:15ECSTATIC×YIPPEE ダンスステージ
7月12日(土)
縁日・露店16:30~21:00
16:30 ~ 17:00STUDIO:RE ダンスステージ
17:30頃神輿宮入り
18:10 ~ 18:30心~sin~釧路学生魂 よさこい演舞
18:30 ~ 18:55釧路出身のひとり芝居役者 長谷川恒希『歌謡ステージ』(ひとり芝居)
18:55 ~ 19:05【中学生以下限定】こども餅まき&お菓子まき~あつまれ!ちびっ子たち~
19:05 ~ 19:40マリモナイト特別ステージ・ヒートボイス LIVE
19:40 ~ 20:00大抽選会 抽選券配布タイム
20:00 ~ 21:00大抽選会&福餅まき
7月13日(日)
縁日・露店10:00~16:00
10:00 ~ 11:50第6回・奉納赤ちゃん泣き相撲
12:00 ~ 12:05戦没者に黙祷
12:05 ~ 12:35北海道くしろ蝦夷太鼓保存会~太鼓奉納~
12:40 ~ 13:20アッキー ~エレクトーン&和太鼓ライブ~
13:25 ~ 13:35つぼみダンス研究所 ダンスステージ
13:40 ~ 14:00花柳寿芳清社中(くしろ子ども未来塾)~子ども日本舞踊奉納~
14:05 ~ 14:50もっこレース~めざせ!海の幸人~
14:55 ~ 15:15アイランドバトンクラブ
15:20 ~ 15:30米町音頭
15:30 ~ 15:45marble pop ダンスステージ
16:00終了

神輿渡御

お祭り2日目の土曜には市内をお神輿行列が練り歩きます。神輿行列では「わっしょいわっしょい」と担ぎ手たちの威勢のいい掛け声とともに神輿が練り歩くほか、可愛い姿のおちご行列、こども仮装行列、女神輿などが釧路の街を盛り上げます。

【日時】2025年7月12日(土)8:30~17:30頃

出典:厳島神社公式サイト

屋台

お祭りの期間中、厳島神社の境内には屋台や露店が出店されるほか、子ども縁日も行われます。また、神社の公式のものではありませんが、国際交流センター横の釧路港耐震旅客船ターミナルや幸町緑地周辺でも屋台が出店され多くの人で賑わいます。

~耐震ターミナルの露店・屋台~
【時間】10:00頃~21:00頃(お店や日によって前後する場合あり)
【場所】釧路港耐震旅客船ターミナルや幸町緑地(釧路市幸町3丁目3)

催し物

お祭りの期間中、境内では様々な催し物が開催されます。金曜の宵宮祭では、ダンスやライブが行われるほか、フィナーレに花火の打ち上げが行われます。土曜日にはライブやよさこい演舞などステージイベントが開催されるほか、餅まきも行われます。日曜には恒例の赤ちゃん泣き相撲や、漁業で栄えた釧路の街の象徴として、かつて漁師の方が海で獲れた昆布や魚介を運搬するために使用していた「もっこ」を背負って長い参道を駆け上がる「もっこレース」も行われ、とても盛り上がります。もっこレースの優勝者には「海の幸人(うみのさちびと)」の称号が与えられるほか、副賞として「金一封」をはじめ、開運授与品などが贈られます。

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