札幌中心部にも近い豊平川河川敷は、夏になるとバーベキューの人気にスポットになります。ただし、豊平川河川敷では、全エリアで火気の使用ができるわけではなく、一部エリアに限られています。今回は豊平川河川敷でバーベキューやジンギスカンができる場所をマップで紹介するので参考にしてください。
豊平川での火気使用
豊平川の河川敷はエリアによって火気が使える場所と使えない場所があります。これはエリアによって管理者が異なるためで、豊平川は「札幌河川事務所管理エリア」と「豊平川緑地エリア」に分かれ、開発局が管理している札幌河川事務所管理エリアでは火気の使用ができますが、札幌市が管理する豊平川緑地エリアは火気の使用が全面禁止になっています。
また、札幌河川事務所管理エリアでは火気の使用ができますが、直火は禁止になっているので必ずコンロなどを使いましょう。また、煙や大音量の音楽など、近隣住民や周りの利用者に迷惑のかかる行為は控え、マナーを守って利用するようにしましょう。ごみも持ち帰りになります。
バーベキューができる場所
では、バーベキューができる札幌河川事務所管理エリアとはどこになるのでしょうか。北海道開発局札幌開発建設部ウェブサイトでダウンロードできる区域マップをもとに、火気が使用できる場所を見てみましょう。今回は下のマップで黄色く色を付けた、北側の札樽道と豊平川が交差するあたりから、南側の真駒内公園手前までの河川敷について紹介したいと思います。
以下のマップでは北側から順に、豊平川河川敷で札幌河川事務所管理エリアの部分について、BBQができそうな比較的まとまった面積のあるところを黄色く着色しています(北海道開発局札幌開発建設部ウェブサイトのマップを一部改変)。
豊水大橋~環状北大橋
豊水大橋~環状北大橋のあたりについては、豊水大橋に近い南側河川敷と、環状北大橋に近い北側河川敷でバーベキューができます。
環状北大橋~JR線路
環状北大橋からJRの線路までの区間については北側の広いエリアで火気の使用ができます。
JR線路~水穂大橋
JR線路から水穂大橋の区間については北側の広いエリアや、東橋の南側前後で火気の使用ができます。
水穂大橋~南7条大橋
水穂大橋から南7条大橋の区間では、地下鉄も交差する1条大橋から南7条大橋までの東側河川敷で火気の使用ができます。
南7条大橋~南大橋
南7条大橋から中島公園にも近い南大橋までの区間は全体的に火気の使用が禁止になっているので、バーベキューはできません。
南大橋~幌平橋
南大橋から幌平橋の区間では、幌平橋前後の東側河川敷で火気の使用ができます。
幌平橋~南22条大橋
幌平橋から南22条大橋の区間では、東側は火気が使用できるエリアも広いですが、西側はごく一部に限られています。
南22条大橋~ミュンヘン大橋
南22条大橋からミュンヘン大橋までの区間では、全面的に火気の使用が禁止になっているので、バーベキューはできません。
ミュンヘン大橋~藻岩橋
南22条大橋からミュンヘン大橋までの区間では、西側の広いエリアで火気の使用ができます。
駐車場について
豊平川河川敷には、無料で使用できる駐車場がいくつもありますが、基本的には河川敷の野球場やパークゴルフ場に近いところに多いため、今回紹介したような火気の使用できる札幌河川事務所管理エリアには、ほとんど駐車場はありません。そのため、車は近くのコインパーキングなどの利用がメインになります。
最後に
以上、今回は豊平川河川敷でバーベキューができる場所について紹介しました。場所によっては使用状況によって利用規制がかかっている可能性もあるので、現地の案内などに従って利用するようにしましょう。こちらの記事では、札幌市内でバーベキューが楽しめるスポットをほかにもたくさん紹介しているので、あわせて参考にしてください。
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