【2024-2025冬シーズン】一面雪に覆われる冬の北海道でぜひ持っておきたいアイテムがスノーブーツ(防寒冬靴・雪靴)ですが、最近ではいろんなメーカーから発売されているので、どれを選んだらいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、北海道の雪道でも安心して使えるおすすめのスノーブーツを、メンズとレディース別のランキング形式で紹介するので参考にしてください。
選び方のポイント
最近ではいろんなメーカーから様々なスノーブーツが発売されていますが、選び方としては次の4つがポイントになってきます。
ポイント1. 靴丈
スノーブーツには、くるぶしぐらいまでのショートブーツからひざ下まで覆うロングブーツまで様々な丈のものがあります。街中で使用するのであれば、歩道もある程度除雪されているので、ショート丈のものでも問題ありませんが、除雪のあまり入らない郊外やアウトドアシーンで使うのであればロング丈のものを選ぶのがいいでしょう。ただし、ロング丈の場合、脱いだり履いたりしにくくなるデメリットもあるので、脱ぎ履きの多いシーンで使うのであればショート丈のものがおすすめになります。
ポイント2. 防水性
気温が比較的高い日や春先になると、歩道の雪が解けてグチャグチャ雪になることがあります。そんなときに重要になるのが靴の防水性です。スノーブーツを選ぶ際には、雪面に近い部分がラバーで防水加工されたものやしっかりと撥水加工されたものを選ぶようにしましょう。
ポイント3. 滑りにくさ
冬の北海道の歩道は凍ってツルツルになることがあります。そんなときに滑りやすい靴で歩いていると、転倒して怪我をしてしまうこともあり大変危険です。スノーブーツを選ぶ際には、ソールの滑りにくさにも注目して選ぶようにしましょう。滑りにくいソールとしてはガラス繊維など特殊な素材を使ったものや、滑り止めのスパイクピンがついたものなどがあります。ただし、スパイクピン付きの靴は、室内だとカツカツと歩くたびに音が出てしまったり、タイルやフロアだと逆に滑りやすいというデメリットもあります。
最近では、ワンタッチで出したりしまったりできるタイプのスパイクもあり、室内ではスパイクを閉じて置き、外に出るときだけスパイクと出すことができます。
ただ、室内と室外を行き来する場合は毎回スパイクを出し入れする手間ができてしまうので、やはりおすすめなのはビブラム社のアークティックグリップをはじめ、特殊な技術や素材を使って開発された雪道や氷面でも安定したグリップ力を発揮するソールです。
低温下でも硬化しにくい特殊なゴムを配合し、細かいザラザラした突起付きのラグが濡れた氷面でも力強いグリップ力を発揮してくれます。
ポイント4. 防寒性
冬の北海道では薄手の靴で歩いていると、足先が冷えて痛くなってしまうことがあります。そうなると歩くのも辛くなってしまうので、スノーブーツは防寒性も重要になってきます。ただし、防寒性が高いだけだと、室内にいる時間が長い場合は足が蒸れてまうというデメリットもあるので、中の湿気を外に放出してくれる透湿性にも注目して選ぶようにしましょう。
メンズおすすめランキング
No.1 ヌプシブーティ【ザノースフェイス(THE NORTH FACE)】
おすすめ第1位はザ・ノース・フェイスのヌプシです。ファッション性も高いのでタウンユースにも向いているのに加えて、しっかりとした防滑性や保温性、防水性も兼ね備えたスノーブーツになっています。アッパーには撥水加工が施されているのでグチャグチャ雪の日でも安心して履くことができます。ソールには「ヴィブラムアイストレック」を使用しており、低温でも硬くならないので、凍った路面でも安定のグリップ力を発揮してくれます。ヌプシには多くのシリーズがあり、スニーカータイプのものもあります。
No.2 サップランド【コロンビア(Columbia)】
コロンビアのホームタウンである「ポートランド」と、その姉妹都市の「札幌」の都市名を合わせて名づけられた「サップランド」は、両国の厳しい冬でも快適に過ごせるようにつくられた、北海道の冬にはぴったりのスノーブーツです。積雪や凍結路面でも安全に歩けるように開発されたヴィブラム社オリジナルのソールを使用し、氷の上でも安定したグリップ力を発揮します。インナーには体温を反射して蓄熱するコロンビア独自の素材「オムニヒートインフィニティ」を採用し、ムレも解消した快適な温かさを実現しています。
No.3 THERMO【メレル(MERRELL)】
メレルのTHERMO(サーモ)シリーズは凍結路面に強いスノーブーツです。ソールには氷の上でも滑りにくい「Vibramアークティックグリップ」を採用し、マイナス20℃までラバーが硬化しないもの特徴になっています。滑りにくさに加えてしっかりとした防水性や保温性も兼ね備えたシリーズになっています。
No.4 スノーショット6【ザノースフェイス(THE NORTH FACE)】
ノースフェイスのスノーショット6はとにかく機能性が高いスノーブーツです。タウンユースという面ではヌプシの方がおすすめですが、機能性を重視するのであればスノーショット6で決まりです。履き心地や保温性がかなり高く、しっかりとした撥水加工も施されています。ソールにはガラスパウダーを配合した特殊なラバーを中央部に配置し、雪上や氷上でのクリップ性能を高めています。
No.5 SHELTER CS WP【サロモン(SALOMON)】
サロモンでは、スキー・スノーボードやブーツで培ったノウハウや技術を活かしたスノーブーツを販売しています。中でも「SHELTER」シリーズは、タウンユースにも向いたスタイリッシュなスノーブーツになっています。しっかりとした防水加工がされているので、グチャグチャ雪の日でも安心して履くことができます。フィット感もあるので、雪道で長時間歩くような場合にはおすすめのブーツです。
No.6 D.Trace【デサント(DESCENTE)】
スキーウェアでも有名な日本のスポーツメーカー「デサント」から2023年に新登場したスノーブーツがD.Trace(ディートレース)です。「どんな天候でも、どんな場所でも」というコンセプトをもとに、快適さと耐久性を追求したつくられたウィンターブーツで、ビブラム社と共同開発したオリジナルのアウトソールを搭載しています。雪だけではなく氷にも対応した高いグリップ性とデサント独自の蓄熱保温素材・ヒートナビによる高い保温性を備えたスノーブーツになっています。
レディースおすすめランキング
No.1 ヌプシブーティ【ザノースフェイス(THE NORTH FACE)】
おすすめ第1位はやはりザ・ノース・フェイスのヌプシです。レディース・メンズ問わない見た目で、いろんなコーディネートに合わせられるシンプルなデザインがポイントです。機能性もかなり高く、しっかりとした防滑性や保温性、防水性も兼ね備えたウィンターブーツになっています。アッパーには撥水加工が施されているのでグチャグチャ雪の日でも安心して履くことができます。ソールには「ヴィブラムアイストレック」を採用し、低温でも硬くならない素材なので、凍った路面でも安定のグリップ力を発揮してくれます。
No.2 ウィンターカーニバル【ソレル(SOREL)】
おすすめNo.2はソレルのミドル丈のレディースウィンターシューズ「ウィンターカーニバル」です。パンツのブーツインスタイルにも合わせやすいスタイリッシュなデザインが人気のブーツになっています。北海道の厳しい冬でも安心の優れた耐寒性も特徴のブーツで、マイナス40まで耐える保温性を持ってます。防水構造になっているので全天候に対応する機能性も魅力です。
No.3 キルティングスノーブーツ【モズ(moz)】
スウェーデンのブランドMOZのキルティングスノーブーツはタウンユースもしやすいおしゃれなデザインのウィンターブーツです。内側はかわいいチェック柄のボアになっているので、寒い日でも足先が冷えずに温かさを保ちます。完全防水ではありませんが、底面から4cmは防水加工がされており、雪や濡れた路面でも使用できます。靴底もしっかり溝がある構造で、柔軟性もあるので歩きやすいブーツになっています。
No.4 サップランド ツーラックス サイドゴア【コロンビア(Columbia)】
コロンビアのホームタウンである「ポートランド」と、その姉妹都市の「札幌」の都市名を合わせて名づけられた「サップランド」の機能性とスタイリッシュなデザインを併せ持つサイドゴアブーツです。ソールはヴィブラムアークティックグリップで、氷の上でも滑りにくくなっており、インナーには体温を反射して蓄熱するコロンビア独自の素材「オムニヒートインフィニティ」を採用し、ムレも解消した快適な温かさを実現しています。アッパーには本革を使用したおしゃれな見た目もポイントです。
No.5 イントレピッドスノーブーツ【ハンター(HUNTER)】
1856年創業のイギリスの老舗ブランドHUNTERのスノーブーツです。マイナス20℃でも使える保温性抜群のブーツで、伸縮性もあるので履き心地もとてもいいウィンターブーツになっています。雪道でも滑りにくいように、ソールもしっかりした溝が入っています。トールのほかにもショートブーツもあります。
No.6 D.Trace タウンブーツ【デサント(DESCENTE)】
デサントから2023年に新発売されたスノーブーツ・ディートレースですが、同シリーズのタウンブーツモデルはレディースファッションにも合わせやすいシンプルなデザインのブーツになっています。シンプルながら機能性はかなり高く、アウトソールには防滑性を考慮したオリジナルアウトソールパターン採用しているほか、デサントの独自機能であるヒートナビを内側に使用しているので寒い日でもしっかりとした防寒性を発揮してくれます。
最後に
以上、今回は冬の北海道におすすめのスノーブーツを紹介しました。冬の北海道の冬はとにかく寒いのが特徴なので、スノーブーツに加えてしっかりとしたアウターも着て楽しみましょう。
また、冬の北海道旅行にぜひ持っておきたいアイテムはこちらの記事で詳しく紹介しているので、併せて参考にしてください。
冬の北海道は雪まつりなど魅力的な野外イベントがたくさんあるので、この記事を参考にいろいろ楽しんでくださいね。