６月に行きたい北海道のお花畑｜名所から穴場まで見頃の花畑を紹介

北海道にはスケールの大きなお花畑がたくさんありますが、気温もだいぶ上がってくる６月はそんなお花畑も見頃を迎える季節になります。今回は６月に見頃を迎える北海道の絶景お花畑を紹介したいと思います。

お花畑の見頃時期について

北海道には有名なラベンダーをはじめ、菜の花、チューリップ、ひまわりなど様々な種類のお花畑があります。花の種類により見頃を迎える時期は異なり、菜の花や芝ざくらは６月上旬までが見頃の時期となり、６月下旬からは北海道を代表するラベンダーが開花し始めます。

芝桜

例年６月上旬まで見頃が続く芝桜ですが、北海道にはきれいな芝ざくらが楽しめるスポットがいくつかあります。おすすめは滝上公園やひがしもこと芝桜公園、三島さんの芝ざくら庭園です。

芝ざくら滝上公園

滝上町は旭川と紋別の中間あたり、人口約2,300人の小さなまちです。そんな滝上町は春になるとまちの斜面に植えられた芝ざくらによって、一面色鮮やかなピンクに染まります。60年以上かけて植えられた芝ざくらの面積は約10万㎡にも及びます。芝ざくらの開花期間中は「芝ざくらまつり」として、案内所や売店がオープンするほか各種ステージイベントも行われます。また、ヘリコプターの遊覧飛行も行われ、上空から芝ざくらを眺めることもできます。

ひがしもこと芝桜公園

大空町にあるひがしもこと芝桜公園は、約10haもある園内が、春には一面ピンクに染まる芝桜の名所として知られています。丘の上まで運行している遊覧車もあるので、お年寄りの方でも丘の上から見る芝ざくらの風景を楽しむことができます。また園内には、ゴーカートや釣り堀、キャンプ場や温泉施設まであり、１日中楽しめるスポットになっています。

三島さんの芝ざくら庭園

スポット名からお気づきの方もいるかもしれませんが、三島さんの芝ざくら庭園は倶知安町在住の一般の方がご好意で開放してくださっている芝桜の名所です。約4,000㎡の敷地内に芝桜のじゅうたんが広がり、雪が残る羊蹄山と合わさった風景がとても素敵なスポットになっています。個人のお庭のためマナーを守って鑑賞しましょう。

菜の花

北海道では菜種を採取するため菜の花の栽培が盛んな地域があり、広大な畑が一面黄色く染まる景色が６月上旬まで楽しむことができます。菜の花畑を見るのにおすすめなのは安平町と滝川市です。

安平町

北海道の絶景花畑のなかでも特におすすめしたいのが安平町の菜の花畑です。安平町は新千歳空港から車で約20分の場所にあり、北海道旅行の際にも訪れやすいまちです。安平町では「なたね」の生産が盛んで、春の一面黄色い花で鮮やかに染まった菜の花畑は、まさに一生に一度は見たい北海道の誇る絶景です。

滝川市

北海道の空知地方に位置する滝川市は、菜の花の作付面積日本一を誇るまちです。５月中旬から６月上旬の見頃時期になると、市内のいたるところにある菜の花畑が一面黄色く染まり、開花時期に合わせて「たきかわ菜の花まつり」も開催されます。

ラベンダー

北海道のお花畑と言えばラベンダーをイメージする方も多いと思います。満開になるのは少し先ですが、６月下旬になると北海道の有名なラベンダー畑でもラベンダーが開花し始めます。北海道のラベンダー畑としておすすめしたいスポットは、富良野のファーム富田と、札幌にある幌見峠のラベンダー園ですが、幌見峠は例年７月上旬オープンなので、ここではファーム富田を紹介したいと思います。

ファーム富田

富良野を代表するラベンダー畑があるファーム富田は、広い敷地内ではチューリップやポピー、菜の花など100種類以上の花々が植えられているので、ラベンダーが満開を迎える前の時期でも素敵なお花畑を楽しむことができます。入園も無料で、ラベンダーを使った紫色のソフトクリームも人気です。

最後に

以上、今回は６月に見頃を迎える北海道のお花畑を紹介しました。梅雨もない６月の北海道はお花畑を見に行くにはとても良い季節なので、この記事を参考に素敵なお花畑を楽しんでくださいね。