北海道の旭川市に鎮座する北海道護国神社は、地元の方に「ごこくさん」の愛称で親しまれている神社です。そんな北海道護国神社では、毎年初夏には慰霊大祭、お盆の時期には「献灯みたま祭」が行われます。今回は北海道護国神社のお祭りについて紹介したいと思います。
北海道護国神社について

北海道護国神社は、明治35年に北海道を舞台にした漫画ゴールデンカムイでも有名になった旧第七師団の練兵場に小祠を設けたのが始まりの神社です。日露戦争などの戦歿者の英霊を祀り、毎年6月5日を例祭の日として盛大な祭典を行っています。境内には香取神社、愛宕神社、猿田彦神社、雷電神社からから分霊を受けた交通安全のご利益で有名な「北鎮安全神社」があります。
お祭り
慰霊大祭

北海道護国神社では毎年6月4日から6日の3日間にかけて、慰霊大祭が行われ、境内には屋台も登場するほか、様々な奉納行事が行われます。また、今年2023年の慰霊大祭では、正式な四人舞は約60年ぶりに復活した「胡蝶」の奉納も行われる予定で、社殿前に設置した神楽台で誰でも鑑賞できます。
【日程(例年)】
6月4日20:00~ 宵宮祭(合祀祭)
6月5日10:00~ 慰霊大祭
6月6日10:00~ 後日祭
【奉納行事】
浦安の舞、胡蝶、雅楽演奏会、舞楽「陪臚」、舞楽「陵王」、御神乗太鼓、護国まつりばやし、慰霊茶会、相撲大会、剣道、銃剣道、戸山流居合道の演武、弓道など
「胡蝶」が完全復活 旭川・護国神社 4人、優雅に舞う:北海道新聞デジタル https://t.co/R6aomHthVW
— 北海道護国神社Hokkaidogokoku Jinja【公式】 (@hokkaidogokoku) February 17, 2023
献灯みたま祭
お盆の8月13日から17日にかけて、北海道護国神社では「献灯みたま祭」として、社頭には灯篭が灯され、舞楽や舞の奉納行事が行われます。
【日程(例年)】
8月13日10:30~ 献灯みたま祭奉告祭
8月15日10:30~ 献灯みたま祭
【奉納行事】
15日に本殿にて神楽舞・舞楽などが奉納される「献灯舞楽祭」が行われ、自由に観覧できます。
【献灯】8月13日~17日
北海道護国神社
— sin (@sin_cocoro_sin) August 12, 2019
献灯みたま祭 8/13〜8/17
今日の平和の為に尊い命を失った6万3千有余柱の御英霊を偲び、感謝の誠を捧げましょう。
今年も奉納致しました pic.twitter.com/WzAOMAZKjP
最後に
以上、今回は旭川の北海道護国神社のお祭りについて紹介しました。この機会にぜひ1度訪れてみて下さいね。