函館山の麓に鎮座する函館八幡宮では、毎年8月15日を例大祭の日としており、前日の14日から2日間のお祭りが行われます。今回はそんな函館八幡宮の例大祭について紹介したいと思います。
函館八幡宮について
函館八幡宮は文安4年(1445年)に亀田郡の領主が創建したのが始まりだとされています。その後、明治13年(1880年)に今の谷地頭に移りました。海に近い函館八幡宮は、航海や漁業の守り神として、「八幡さん」と呼ばれ親しまれています。そのほか函館八幡宮は商売繁盛や家内安全、学業成就、健康長寿など様々なご利益があるパワースポットとしても知られています。
【所在地】函館市谷地頭町2番5号
【公式】Instagram
【マップ】
例祭
函館八幡宮の例祭は、函館の夏の風物詩として市民の間で親しまれています。函館八幡宮では8月15日を例祭日としており、前日14日の宵宮祭から2日間にかけてお祭りが行われます。函館八幡宮の例祭で有名なのが、偶数年にだけ行われる神輿の石段駆け上がりです。8月15日に行われる神輿渡御では、御神輿が氏子地域を巡ったあと、最後に函館八幡宮の前にある約130段の石段を駆け上がって本殿に戻ります。この石段駆け上がりは函館八幡宮例祭の名物として、一目見ようと多くの見物人が集まります(2023年は残念ながら奇数年のため神輿渡御は行われません)。また、14日から15日の2日間は「祭り市」として、ビアガーデンや野菜市、屋台などが登場に賑わいます。
【日程(例年)】
8月14日 宵宮祭、祭り市など
8月15日 例祭、神輿渡御(偶数年)、祭り市など
令和4年8月15日
— 東中 (@higashinaka0705) August 16, 2022
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最後に
以上、今回は函館八幡宮のお祭り(例祭)について紹介しました。今年2023年は神輿の石段駆け上がりは見ることができませんが、他にもいろんな催し物が開催される予定なのでぜひ遊びに行ってみてくださいね。