羽幌町は道北の日本海側にある小さな港町ですが、毎年夏に行われる羽幌神社のお祭りでは神輿と獅子がぶつかり合う大迫力の練り合いが行われ、町内がとても賑わいます。
羽幌神社について
羽幌町に鎮座する羽幌神社は、明治19年に羽幌で漁を営む十数人の漁師が漁場内に小社を建てたのが始まりだとされています。その後、漁業の発展に伴い街が大きくなるのにつれ、改築や新築、移転を行い現在の神社が完成しました。
【所在地】羽幌町南大通6丁目1番地
例大祭
羽幌神社では一年で最も重要な神事である例大祭の日を7月9日に定め、前日8日の宵宮祭から3日間にわたり盛大なお祭りを行っています。祭りの期間中、街中には100店を超える露店や屋台が出店されるほか、9日と10日には神輿渡御が行われます。
【日程】2024年7月8日(月)~10日(水)
神輿渡御
9日と10日の神輿渡御には町の文化財にも指定されている越中赤坂奴振りや加賀獅子に、子供神輿や艶龍会女神輿、おろろん太鼓も加わり盛大に行われます。喧嘩神輿とも呼ばれる羽幌神社の神輿渡御の最大の特徴となっているのが、10日に行われる加賀獅子と神輿の練り合いです。国道232号線を封鎖して行われる神輿渡御の道中では、約10メートルの獅子と神輿が何度もぶつかり合い、沿道の観客から歓声が上がります。特に境内に入ってからの練り合いは獅子と神輿が入り乱れ、熱気あふれる大迫力の練り合いが繰り広げられます。
出店
羽幌神社のお祭りの期間中、南一丁目通りには約100店の露店や屋台が出店されます。お店によって空いている時間は異なりますが、例年昼頃から夜9時くらいまで開いているお店もあります。
最後に
以上今回は羽幌神社祭について紹介しました。羽幌の街が一気に賑わう羽幌神社祭、特に大迫力の神輿の練り合いは必見です。羽幌神社のほか、道北で開催されるお祭りはこちらの記事で紹介しているので合わせて参考にしてください。