雪まつりなど魅力的な屋外イベントも多い冬の北海道ですが、日本最北の北海道の冬はとにかく寒いのが特徴です。一日中気温がマイナスになることも珍しくなく、肌を突き刺すような寒さなので、しっかりとした防寒対策をしないと体調を崩してしまう危険性もあります。冬の北海道で屋外行動をする場合は、寒さを防げるしっかりしたアウターを用意しましょう。今回は北海道の冬におすすめのアウターを紹介するので参考にしてください。
冬の北海道の寒さ
日本の最北に位置する北海道の冬は、他の地域にはない寒さになります。広大な面積を誇る北海道ではエリアによって気温も大きく異なりますが、札幌市の気温を見てみると、１月の平均気温はマイナス3.2℃、日の最高気温の平均でもプラスにはならないくらいの寒さになっています。
東京や大阪などのほかの都市と比べると、10℃近くも低い気温になるので、万全の防寒対策が必要になります。
アウター選びのポイント
ファッション性はもちろんですが、冬の北海道で着るアウター選びにはいくつかポイントがあります。
ポイント1. 防水性
札幌は世界的に見ても一番雪が多い都市と言われるように、寒さのほかにも北海道の冬は雪も多いのが特徴です。
積雪量の多い北海道ですが、気温が低いため雪質はとてもサラサラしており、傘をささなくても体についた雪は自然に落ちていきます。
ただ、室内に入ってすぐや春先の雪など、気温が高くなると雪が解けて体が濡れてしまうことがあるので、アウターの防水性も重要になります。
ポイント2. 風を通さない
アウターを選ぶ際のポイントで最も重要になってくるのが、風を通さないという点です。生地の厚さはインナーである程度調整できますが、風を通す素材だとどうしようもありません。冬の北海道の風はとにかく冷たいので、風を通すアウターだとすぐに体温を奪われてしまいます。
ポイント3. 生地の温かさ
気温の低い冬の北海道では、アウターの温かさが重要になってきます。最も温かいのはダウンの素材になりますが、生地の温かさについては、インナーでカバーすることもできます。
メンズおすすめランキング
No.1 マウンテンジャケット【THE NORTH FACE】
おすすめ第１位はザ・ノース・フェイスのマウンテンジャケットです。最高級の防水性・防風性・透水性を持つゴアテックス（GORE-TEX）を使っているので、機能性については間違いありません。冬山登山からスノーボードにまで使え、タウンユースには少し持て余すくらいの高機能で、風からくる冷えを防いでくれます。ハイネックなので首元の冷えも防ぐことができ、雪が降ってきたときにはフードをかぶれば頭もカバーできます。生地はそんなに厚くないので、真冬はインナーにフリースなどを重ね着するのがおすすめですが、重ね着しなければ春や秋など３シーズン使えるのも嬉しいポイントです。
No.2 ジャスパー【カナダグース】
カナダの都市トロントで創業した「カナダグース（CANADA GOOSE）」の冬の定番アウターがジャスパーです。カナダグースは極寒の地で暮らす人々のために高品質な製品をつくっているブランドで、エベレスト登山隊や南極探検隊にも製品を提供してきました。Made in CANADA にこだわったブランドですが、ジャスパーは日本人の体格に合うようにつくられているので、着心地も抜群です。少し高価なのが難点ですが、見た目もおしゃれで一生大切に使える一着です。
No.3 レトロX【patagonia】
パタゴニア（patagonia）の冬用アウターとして大人気のレトロXは、タウンユースにもぴったりのおしゃれなボアジャケットです。ボアだと防風性が少し気になるところですが、レトロXは内側の生地に防風効果の高い素材を採用することで、冷たい北海道の風もシャットアウトしてくれるとても暖かいアウターになっています。ハイネックなので首元からの冷えも防いでくれるのもポイントのひとつです。
No.4 ヌプシジャケット【THE NORTH FACE】
ザ・ノース・フェイスのヌプシジャケットはレトロな見た目もおしゃれな大人気ダウンジャケットです。ダウンジャケットならではの抜群の保温性と軽さを持ち、表面には撥水加工もされているので、雪が降っていても安心のアウターになっています。
No.5 パイクレイク2【Columbia】
コロンビアのパイクレイク2ジャケット（Pike LakeⅡJacket）は圧倒的な保温性とリーズナブルな値段が人気のウィンタージャケットです。保温機能の高いオムニヒート（OMNI-HEAT）に加えて中綿も入っているので、冷気をしっかりとシャットアウトして体を温かく保ってくれます。また、独自の撥水技術オムニシールド（OMNI-SHIELD）によって水分も効果的に弾いてくれます。
レディースおすすめランキング
No.1 リトルシーインシュレイテッドジャケット【Columbia】
コロンビアのリトルシーインシュレイテッドジャケットは透湿防水素材を使用した機能性の高いジャケットです。体の熱を反射して体を温める最新のオムニヒートインフィニティを使用しているので、北海道の冬でも快適に過ごすことができます。厚みも適度なので、重ね着を減らして秋や春にも使える嬉しいジャケットになっています。
No.2 アークティックパーカー【THE NORTH FACE】
ノースフェイスのウィメンズアークティックパーカーは洗練されたデザインで、アウトドアだけではなくタウンユースにもぴったりの冬用アウターです。内側にはダウンを使用しているので、北海道でも抜群の保温力を発揮してくれます。また防風・撥水加工が施されているので、雪の日でも安心して着ることができます。カラーバリエーションが豊富な点も嬉しいポイントです。
No.3 レトロX【patagonia】
パタゴニア（patagonia）のレトロXはフワフワの可愛らしい見た目で女性にも人気のボアジャケットです。裏側には防風加工が施されているので、冷たい冬の風もシャットアウトし、極寒の北海道でも体を温かい状態を保ってくれます。レトロなデザインもおしゃれで、タウンユースにはばっちりなアウターです。
No.4 ヌプシジャケット【THE NORTH FACE】
男女問わずレトロなデザインが人気なザ・ノースファイスのダウンジャケットです。レディースモデルはショート丈のデザインなので、女性らしいシルエットで着てもいいですし、オーバーサイズでゆるく着てもかわいい一着です。ダウンジャケットならではの抜群の保温性と軽さを持ち、表面には撥水加工もされているので、雪が降っていても安心のアウターになっています。
No.5 ヴィザボナパスジャケット【Columbia】
コロンビアのヴィザボナパスジャケットは、リーズナブルな価格と可愛らしいカラーバリエーションで街中でも着やすいマウンテンパーカーとして人気のアイテムです。生地にはコロンビアの「オムニシールド」を使用しているので、雪や汚れを弾いてくれます。インナーを重ね着することで真冬から春秋まで長く使えるのも嬉しい一着です。紫外線をブロックするサンプロテクション機能もあり、日差しから肌を守ってくれます。
最後に
以上、今回は冬の北海道におすすめのアウターを紹介しました。冬の北海道の路面は一面雪で覆われ、ツルツルになることも多いので、アウターのほかに温かくて滑りにくいスノーブーツもあるとベストです。
また、冬の北海道旅行にぜひ持っておきたいアイテムはこちらの記事で詳しく紹介しているので、併せて参考にしてください。
冬の北海道は雪まつりなど魅力的な野外イベントがたくさんあるので、この記事を参考にいろいろ楽しんでくださいね。
