日本有数の観光地である北海道ですが、観光客数は年間何人くらいなのでしょうか?今回は、北海道の観光客数の推移や国別の人数を紹介したいと思います。
観光客数の推移
北海道の年間の観光客数を見てみましょう。観光客数は北海道のオープンデータを使っています。
グラフにしたのがこちら。
2010年代に入って年々増加していた観光客数ですが、2019年度からはコロナの影響を受けて激減していることがわかります。コロナ前の2018年度には約5,500万いた観光客数がコロナ後は3,500万人以下まで減っています。
外国人観光客数の推移
上のグラフは国内・国外全て含めた観光客数でしたが、そのうち外国人観光客数はどう推移しているのでしょうか。外国人観光客に絞ったのがこちらです。
2010年代に入って一気に急増していた外国人観光客数ですが、2018年度に300万人を超えたのをピークに、コロナが流行し始めた2019年度に減り、それ以降は入国制限によってデータ無しになっています。
どこの国からの旅行者が多いのか
コロナ前は300万人を超えていた外国人観光客ですが、どこの国から来た人が多いのでしょうか。コロナ前の2018年度のデータを国別にランキングで見てみましょう。
コロナ前に最も多かったのは韓国からの旅行者でした。グラフにしたのがこちら。
2番目に多い中国からの観光客数は韓国ともあまり変わらないくらいですね。3番目は台湾、4番目はタイからの観光客が多くなっています。ニセコに多いオーストラリアからの旅行者は9番目になりました。
観光客数の推移を上位3カ国でグラフにしてみました。
昔は台湾からの観光客が圧倒的に多かったのに、2015年度に中国が1位になって、その後2018年度に韓国からの旅行者数が中国を抜いて1位になっていたんですね。
最後に
今回は北海道の観光客について、推移や国別のランキングを紹介しました。コロナが終息してきた今後はどうなっていくのか注目ですね。月別の観光客数はこちらの記事で紹介しているので、気になる方は参考にしてくださいね↓