北海道旅行の穴場時期はいつ?月別の観光客数をグラフでチェック!

北海道旅行の基本情報

日本有数の観光地である北海道ですが、観光客が比較的少なくなる穴場の時期はいつなのでしょうか。今回は月別の観光客数をグラフで見てみたいと思います。

スポンサーリンク

月別の観光客数

月別の観光客数から穴場の時期を見てみましょう。データは北海道庁が発表している年度ごとの観光客数(延べ人数)の中で、新型コロナウイルスの影響が無かった2018年度時点のものを使用しています。

北海道の観光客数が最も多くなるのは8月となりました。8月をピークに観光客数は減少し、最も少なくなるのは11月となっています。スキー場もオープンしている2月あたりには少し観光客数も増えますが、やはり冬の間は全体的に観光客数が少なくなっています。
冬の時期は除いて、北海道旅行をする際の穴場時期となると、ピークの7~8月は避けて、5~6月や9~10月が良さそうですね。
ただ、上のグラフは全道合計で見ていますが、観光客数の月ごとの変化は地域によって大きく異なります。道内の観光で人気のまちについて、それぞれの月別観光客数をグラフにしたのがこちらです。

ちょっと分かりずらいので、まちごとに見てみましょう。

札幌

札幌は北海道全体とほぼ同じような変化で、8月をピークに11月に最も観光客が少なくなっています。

小樽

観光客が北海道で2番目に多い小樽も、札幌と同じく8月に最も多くなっていますが、その後2月にも観光客数が多くなっています。これは冬の小樽観光と併せて、道内有数の人気スキー場であるキロロに行く人が多いからかもしれないですね。

ニセコ

スキー場で有名なニセコは、小樽と同様に8月に観光客が多くなった後、冬に年を通して最も観光客数が多くなっています。

旭川

動物園が人気の旭川は、8月に観光客数のピークをむかえた後、2月に再び観光客が増加しています。スキー客の増加や、ペンギンの散歩姿が楽しめる旭山動物園の冬季オープンが関係しているかもしれませんね。

函館

函館の観光客数の年変化は特徴的で、4月にピークがあり、冬は観光客が少ないままになっています。4月の観光客数の増加は、函館の人気観光スポットである五稜郭公園が道内有数の桜の名所であることが関係しています。道内の他の地域と比べて、冬に観光客が増えないのは、札幌などと比べるとあまり雪が多くない函館周辺には、大きなスキー場が少ないためだと考えられます。

釧路

釧路は9月に観光客のピークをむかえたあと、2月にも観光客の増加があります。これには、釧路湿原のタンチョウが、冬の間だけ湿原の奥地から出てきて、観察しやすくなることが関係していそうです。

富良野

ラベンダー畑などで人気の富良野は、ラベンダーの見頃を迎える7月に集中的に観光客数が多くなっています。

斜里(知床)

知床で有名な斜里は、8月に尖った形のピークがあり、冬の2月あたりにも少し観光客が増加しています。斜里では、冬の期間、流氷の上を歩いたりできるアクティビティがあるので、そのような影響もあるかもしれませんね。

網走

網走は年間を通して2月に最も観光客数が多くなっています。これは網走には毎年2月頃に流氷が着氷することが影響していそうです。

最後に

以上、今回は観光客数の月別データから、北海道旅行の穴場時期を紹介しました。北海道全体としては7~8月に観光客が最も多くなりますが、まちごとに見ると年変化は全然違うことがわかりました。観光客が多くなる時期は、そのまちの魅力が高まる時期でもあるので、ある程度混雑するのは仕方がないのかもしれませんね。

【NEWS】
・札幌市で1人あたり最大5,000円お得な札幌プレミアム商品券の第2弾が2024年に発行されることになりました(詳細記事はこちら)!
・北海道の子育て世帯にお米や牛乳に使える商品券などがもらえる「お米・牛乳子育て応援事業」第2弾が2024年に開始されます(詳細記事はこちら)!

※当ブログで掲載している画像の無断転載は禁止します。

北海道旅行の基本情報
まかもんをフォローする
タイトルとURLをコピーしました