札幌の市電(路面電車)が貸切利用できます！料金や時間は？

街中を市電（路面電車）が走る姿は札幌の特徴のひとつになっています。札幌の市電は地下鉄やJRが運行していない大通公園付近の南１条から札幌中央図書館付近の南22条のエリアの移動には欠かせない移動手段です。そんな札幌の市電が貸切利用できるのを知っていたでしょうか。今回は市電の貸切利用について紹介したいと思います。

貸切利用

札幌の市電はループ型の線路になっていますが、借り切りで一周することができます。貸切の場合、発着は「電車事業所構内」または「すすきの貸切専用停留所」で、１周約1時間から１時間20分の運行になります。料金は貸切する車両により異なり、1周18,340～2,2000円です。貸切では、テーブルやクーラーボックスを無料で借りることができるので、飲食物を持ち込んでパーティーをすることもできます。
予約は利用の3カ月前から10日前までで、事務所への電話により受け付けています。

車両について

札幌市電といっても運行されている車両にはいくつか種類があり、貸切料金や座席人数は利用する車両によって異なります。貸切可能なのは一般車両、シリウス、ポラリスの３種類です。

一般車両

200形・3300形・8500形などよく見かける緑の車両です。ものによっては少し古いですが、ザ札幌市電というレトロな雰囲気を味わうことができます。形式によって多少増減しますが座席数は約27席で、料金は1周18,340円になります。

シリウス

シリウスの愛称で知られる型式で、単車タイプの低床の車両です。座席数は約24席と少し少ないですが、一般車両と同じ1周18,340円で貸切利用ができます。

ポラリス

ポラリスの愛称で知られる型式で、３両編成のタイプの路面電車です。広い車両で冷房も完備されているので、真夏でも快適に過ごすことができます。料金は他の車両よりも少し高く、1周22,000円になります。