小樽市にお店を構える田中酒造は、現在小樽で唯一地酒を造っている酒蔵です。代表銘柄の「宝川」をはじめ、様々なお酒を造っている田中酒造ですが、実は甘酒も絶品なんです。
田中酒造について
田中酒造は小樽市内に２店舗あり、ひとつは今回紹介する昭和２年（1927年）に建てられた本店、もうひとつは明治38年（1905年）頃に建てられた亀甲蔵です。
一般的な日本酒は、冬の寒い時期に仕込みを行う「寒造り」がほとんどですが、田中酒造は一年を通して仕込みを行っている全国でも珍しい酒蔵です。そのため、一年を通じてしぼりたての生原酒が味わえるほか、亀甲蔵では、年中いつでも地酒を製造している様子が見学ができます。
田中酒造では、日本酒造りの主原料である酒造好適米は100％北海道産にこだわり、小樽市にある天狗山の雪解け水が長い年月をかけて伏流水となったものを、地下からくみ上げてお酒造りに使っています。
お店の様子
田中酒造本店は、木造２階建ての建物で、小樽市の歴史的建造物にも指定されています。
中に入ると、代表銘柄の「宝川」をはじめ、田中酒造のさまざまなお酒が並んでいます。
田中酒造で売っている、みりんも人気だそうですよ。
冷蔵庫の中には、生原酒のほか、人気の酒粕や甘酒も置いています。
小樽のワインも売っていました。
日本酒に合うおつまみも並びます。
お店に入って右側にあるのは、人気の試飲コーナー。今回は車だったので試飲はできませんでしたが、試飲コーナーでは常時10～15種類の試飲ができるそうです。
甘酒について
田中酒造では、造り酒屋ならではの新鮮な酒粕を使用した甘酒を数種類造っていて、とても美味しいと話題になっています。今回購入したのはこちら。
・麹の甘酒 500ml 700円（税込）
田中酒造では他にも、「酒粕甘酒」や、豆乳を使用したマイルドな「豆乳甘酒」、稗（ひえ）を使用した「ピャパの甘酒」などを販売しています。
今回購入した「麹の甘酒」は砂糖不使用の甘酒なのですが、飲んでみると本当に砂糖が入っていないのか疑うほどの驚きの甘みを感じ、麴の口当たりも良く、とても美味しい！
アクセスや駐車場
お店の場所についてはこちらのマップをご確認ください。
車で行く場合
車で行く場合、お店から道路を挟んで向かい側の無料駐車場（15台分）が利用できます。
JRで行く場合
JRで行く場合、JR「小樽駅」から徒歩約10分です。
バスで行く場合
中央バスで「色内川下」下車、徒歩約２分です。
店舗情報まとめ
田中酒造の甘酒、とてもおいしいので、まだ飲んだことがない方はぜひ一度飲んでみてくださいね。
こちらの記事では、小樽のおすすめ観光スポットを他にも紹介しているので、良かったら参考にしてください↓
