ノスタルジックな街並みが残る小樽は、北海道有数の人気観光タウンです。今回はそんな小樽でタダで楽しめちゃう無料の観光スポットや施設を紹介したいと思います。
無料の観光スポット
小樽運河
小樽観光で絶対に外せないのが小樽運河です。小樽はかつて北海道開拓の玄関口として重要な役割を果たしてきました。そんな時代に、船での荷運びを効率的に行うために造られたのが小樽運河です。現在ではその役目は終わりましたが、運河は当時のまま残され、運河沿いの石造倉庫群やガス灯など、ノスタルジックな雰囲気を味わえるスポットとして、人気の観光地となっています。夕暮れ時には、ガス灯に明かりが灯るともに、石造倉庫群がライトアップされ、昼間とは違った雰囲気を楽しむことができます。
田中酒造亀甲蔵
日本酒好きであればぜひ訪れたいのが田中酒造亀甲蔵です。田中酒造は、現在、小樽で唯一日本酒を造っている酒蔵です。一般的に日本酒は、冬の寒い時期に仕込み作業を行う「寒造り」がほとんですが、北海道の寒い気候を活かして、田中酒造は1年を通して仕込み作業を行っている全国でも珍しい酒蔵です。そのため、田中酒造では、年間を通してしぼりたての生原酒が味わえるほか、通年お酒の製造過程を無料で自由に見学することができます。
小樽オルゴール堂本館
小樽オルゴール堂本館は、約3,200種類38,000点以上のオルゴールが並ぶ国内最大級のオルゴール専門店です。小樽オルゴール堂本館があるのは小樽観光の中心であるメルヘン交差点。大正4年(1915年)に建てられたレンガ造りの3階建ての建物で、小樽市の歴史的建造物としても指定されています。ノスタルジックな空間に無数のオルゴールが並ぶ様子はとてもきらびやかで圧巻です。
旧日本銀行小樽支店金融資料館
小樽はかつて、最盛期には25行もの金融機関が密集した「北日本随一の経済都市」でした。明治45年(1912年)に建設された旧日本銀行小樽支店は、営業を終了する平成14年(2002年)までの90年間、北日本随一の経済都市の象徴として重要な役割を果たしてきました。建物の設計を行ったのは、赤レンガの東京駅で有名な辰野金吾とその弟子たち。そんな歴史的な建物は、平成15年から、日本銀行の歴史や金融の仕組みについて学ぶことのできる金融資料館として無料で一般公開されています。
所在地 | 北海道小樽市色内 1-11-16 |
TEL | 0134-21-1111 |
開館時間 | 夏季4月~11月 9:30~17:00 (最終入館16:30) 冬季12月~3月 10:00~17:00 (最終入館16:30) |
休館日 | 水曜日(水曜が祝休日の場合は開館) 年末年始(12月29日~1月5日) |
入館料 | 無料 |
アクセス | JR函館本線「小樽駅」から徒歩約10分 |
駐車場 | 無し |
公式 | 公式サイト |
三角市場
小樽駅から徒歩約3分で行ける三角市場は、北海道の新鮮な海産物がたくさん集まる港町らしい市場です。北海道の海の幸が並ぶ三角市場はとても活気があって、眺めて歩くだけでも楽しめる人気観光スポットです。
所在地 | 小樽市稲穂3丁目10-16 |
営業時間 | 6:00~17:00(お店により異なる) |
定休日 | 無し |
アクセス | JR函館本線「小樽駅」から徒歩約2分 |
駐車場 | 無し |
公式 | 公式サイト |
かま栄工場直売店
かま栄は明治38年(1905年)に小樽で創業し、100年以上もの間、道民に親しまれているかまぼこ屋さんです。現在、小樽市内に4店舗、札幌に6店舗、空港の店舗などを合わせて全12店舗を展開しています。そんなかま栄が小樽市堺町にお店を構える工場直売店では、無料で実際にかまぼこを作っている様子を見学できます。
所在地 | 北海道小樽市堺町3-7 |
TEL | 0134-25-5802 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 1月1日 |
アクセス | JR函館本線「小樽駅」から徒歩約15分 |
駐車場 | 有り(お店の利用で1時間無料、以降30分毎200円) |
公式 | 公式サイト |
小樽出世前広場
堺町通り商店街の途中にある小樽出世前広場はレトロな建物が並ぶ人気の観光スポットです。ノスタルジックな雰囲気が楽しめる小樽出世前広場では、期間限定で和傘が空を覆う「和傘通り」と称したイベントも開催され、写真映えもばっちりなスポットになっています。
北一硝子三号館
北一硝子は小樽とともに成長してきたガラスブランドです。様々なお土産屋さんや飲食店が並ぶ小樽の観光スポットとして有名な「堺町通り商店街」にある「北一硝子三号館」はもともとは漁業用倉庫だった歴史的な建物を利用しています。北一硝子三号館の中には美しいガラス製品が並ぶお店があるほか、167個の石油ランプに照らされた素敵なカフェ「北一ホール」があります。きれいなガラス細工が並ぶ様子は眺めているだけでロマンチックな雰囲気を楽しむことができます。
所在地 | 北海道小樽市堺町7番26号 |
TEL | 0134-33-1993 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 無し |
アクセス | JR函館本線「南小樽駅」から徒歩約10分 |
駐車場 | 提携駐車場あり(2,000円以上利用で2時間無料) |
公式HP | 公式サイト |
旧国鉄手宮線
旧国鉄手宮線は北海道初の鉄道「官営幌内鉄道」の一部として1880年に開通しました。1985年に路線は廃止されましたが、線路の一部は残され、線路の上で写真を撮れる人気観光スポットになっています。線路に沿って散策路も整備されているので、ゆっくりと散歩をするのもおすすめです。
祝津パノラマ展望台
小樽の街の中心部から少し移動したところにある祝津パノラマ展望台は、日本海を一望できる絶景スポットです。夕方に行けばきれいなオレンジ色の夕日を楽しめるほか、夜は満点の星空を眺められるスポットとしても人気です。