【2024】ひがしもこと芝桜公園を紹介｜見頃や開花状況は？入園料は？

オホーツク地域の大空町にあるひがしもこと芝桜公園は、春になると丘一面の芝ざくらが堪能できる、滝上町と並ぶ北海道の芝桜の名所として知られています。今回はそんなひがしもこと芝桜公園の見頃時期や魅力について紹介したいと思います。

ひがしもこと芝桜公園について

ひがしもこと芝桜公園には、約10haのもの面積に芝桜が植えられていて、春になると一面鮮やかなピンク色に染まる絶景を見ることができます。ちなみに名前の「ひがしもとこ」は昔の地名で、かつては東藻琴村という村があったのですが、2006年に女満別町と合併して大空町になりました。ひがしもことの芝ざくらは、東藻琴山の温泉に訪れる人や村人のに喜んでもらうため、昭和52年から植えられ始めました。急斜面なので機械は使えないため、手作業によって少しずつ芝桜を植えたそうです。芝ざくらの開花時期に合わせて「ひがしもこと芝桜まつり」も開催されます。

見頃時期について

ひがしもこと芝桜公園の芝ざくらの見ごろは、その年の天候によって前後しますが、例年5月上旬から6月上旬です。斜面の向きなどによっても開花状況は違いますが、近年の開花状況をざっくりとまとめると次のようになります。

開花状況

最新の開花状況はひがしもこと芝桜公園の公式サイトでお知らせされるので、行く前にチェックしてみましょう。

ひがしもこと芝桜まつり

芝桜が見ごろを迎える5月上旬から5月下旬まで開催されます。2024年も芝桜まつりの開催が決定しました。

見どころ

ひがしもこと芝桜公園には、芝桜の丘の頂上まで運行する遊覧車のほか、芝ざくら以外にもゴーカート、釣り堀、キャンプ場、日帰り温泉、足湯など様々な楽しみ方ができる施設があります。

遊覧車は、丘の麓から頂上までゆっくりと走る車の上から芝桜を眺められ、お年寄りでも丘の上からの絶景を眺められると人気です。

山津見神社

園内の芝桜畑の中には、芝ざくらと同じピンク色の鳥居があり、人気のフォトスポットになっています。これは、丘の上にある山津見神社のもので、福島県から入植した人々の守り神としてこの地に鎮座された神様です。

アクセス

網走駅からひがしもこと芝桜公園近くまで運行している路線バスはありませんが、芝桜の開花期間限定で、最寄りのバス停「東藻琴（バス会社前）」から公園までの無料送迎車が運行されます。利用の場合は前日までに予約が必要です。
また、同じく開花期間限定で、JR女満別駅や女満別空港から公園までの無料送迎バスも運行されます。1日2便の運行でこちらは予約は必要ありません。詳しい運行時間や予約方法などは公式サイトでご確認ください。

最後に

以上、今回はひがしもこと芝桜公園について紹介しました。丘一面のピンクの絨毯はまさに息をのむ絶景ですので、芝ざくらの見頃時期にぜひ訪れてみてくださいね。