北海道の盆地について紹介|夏は暑くて冬は寒いってホント?

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盆地とは、周囲を山に囲まれた平地のことですが、北海道にも盆地があるのをご存知だったでしょうか。北海道には4地域、北見盆地、名寄盆地、富良野盆地、上川盆地があります。よく盆地は夏は暑くて冬は寒いと言われますが本当なのでしょうか。
今回は北海道の盆地について、その特徴や気温を紹介したいと思います。

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北海道の盆地について

北海道の盆地である北見盆地、名寄盆地、富良野盆地、上川盆地は地図で見るとこのあたりになります。

上川盆地

北海道最大の盆地で中心には動物園でも有名な旭川市があります。冬はとても寒い地域ですが、盆地の特性として夏は暖かくなるため、稲作が盛んに行われています。

富良野盆地

東西約5km、南北約30kmの細長い盆地で、東には十勝岳、西には夕張山地があります。富良野盆地も、盆地の特性である気温差を利用して稲作や野菜の栽培が盛んに行われています。

名寄盆地

東西を北見山地と天塩山地に挟まれた南北約80km、東西約10kmの細長い盆地で、中心には名寄市があります。南は塩狩峠で上川盆地と隔てられています。稲作の北限地で、冷害を受けることもしばしば。

北見盆地

北海道の北東部にある盆地で、農業用地として適していることから玉ねぎやお米を中心に、農業が盛んに行われています。中心には北見市があり、夏には北見ぼんちまつりというイベントも開催されます。

年間の気温差について

よく盆地は夏に暑くて冬は寒いといいますが、北海道の盆地でもそうなのでしょうか。実際に気温のデータで調べてみたいと思います。
盆地が夏に暑くて冬は寒くなる理由はこちらの記事で詳しく紹介しているので、参考にしてください↓

気象庁の過去データから、それぞれの盆地の中心のまちについて、月ごとの平均気温をグラフにしてみました。盆地ではないまちの代表として、海沿いのまちである紋別の気温と比べてみましょう。

紋別と比べてみると、盆地にあるどのまちも夏は2~3℃暑くて、冬は逆に2~3℃低いことがわかります。どうやら北海道の盆地も夏に暑くて冬は寒いというのは本当のようです。

最後に

今回は北海道の盆地について紹介しました。夏に暑くて冬は寒い盆地ですが、暮らしにとってはやや厳しくても、気温差がある分農業には向いている地域として、野菜やお米づくりが盛んに行われているみたいですね。
ちなみに、盆地は昼夜の気温差も大きくなると言われています。それについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので、気になる方は参考にしてくださいね↓

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