札幌諏訪神社は札幌市の東区に鎮座する神社で、安産や子授かりのご利益があるとして、長い間、北海道民に親しまれてきました。そんな札幌諏訪神社では1年で最も重要な神事である例大祭の日を9月12日として定めており、毎年境内には屋台が登場するなど、地域の人々でとても賑わうお祭りが行われています。
札幌諏訪神社について
札幌諏訪神社は、長野県から移住してきた人々が、明治15年(1882年)に、諏訪大社の御分霊を勧請したのが始まりの130年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。札幌諏訪神社が安産や子授かりのご利益があるとされるのは、札幌諏訪神社の2柱の御祭神が夫婦であり、御子神を二十二柱もうけられたとされているためです。境内にある2本の神木は、夫婦神木とも呼ばれ、触れると安産・子授かり・縁結びにご利益があるとも言われています。
長年北海道民に親しまれてきた札幌諏訪神社ですが、特に近年、女性や若者を中心に話題になっているのが、美しい花手水です。
札幌諏訪神社が花手水を始めたのは2020年の6月からで、他の神社では限られた日のみ行っていることが多い花手水ですが、札幌諏訪神社では一年中花手水を見ることができます。冬の時期は凍った手水の中に鮮やかな花が閉じ込められた珍しい光景も見ることができます。
もっと気軽に神社に訪れてほしいという思いもあり始めた花手水を一躍人気にしたのが、札幌市内の複数の神社に声をかけて、2020年7月に始めた「花手水めぐり」というイベントです。現在は「花詣(はなもうで)」という名称になり、2024年のゴールデンウィークには第7回が開催されています。
【所在地】札幌市東区北12条東1丁目1番10号
お祭り
札幌諏訪神社では1年で最も重要な神事である例大祭の日を9月12日と定めており、毎年、前日11日の斎宮祭から2日間お祭りが行われます。期間中は境内に露店や屋台が並び、テーブルやイスなどの飲食スペースも準備され、地域の人々でにぎわいます。また、お祭りでは歌謡ショーなどの余興も行われるほか、両日餅まきも行われます。
【日程】2024年9月11日(水)~12日(木)
【スケジュール】
■9月11日
午後 子供みこし
17:30~ 斎宮祭
18:30~20:00 奉納演芸
20:00 餅まき
■9月12日
10:30~ 例大祭
17:00 奉納武道
18:00~20:00 歌謡ショー
20:00 餅まき
諏訪神社で祭りやってた。帰りの札幌駅までゆっくりしてられんので、呑まずに立ち去る。 pic.twitter.com/lTauv6q7n8
— sasayan (@skasasayan) September 12, 2013
お祭りの実施にあたり、10日から神社の駐車場は使用できなくなるので、訪れる際は公共交通機関を利用するようにしましょう。