苫小牧市に鎮座する樽前山神社では、一年で最も重要な神事である例大祭の日を7月15日に定めており、毎年前日の14日から3日間にわたり盛大なお祭りを行っています。
樽前山神社について
樽前山神社は北海道の苫小牧市に鎮座する神社です。樽前山とは支笏湖の南側に位置する活火山で、苫小牧周辺では古くから霊峰・樽前山が信仰の対象となっていました。
樽前山神社はそんな樽前山の山麓に神祠を設けたのが始まりの神社と言われています。明治8年には明治天皇の勅命により山を司る「大山津見神」、木々を司る「久々能智神」、原野を司る「鹿屋野比売神」の三神が定められ、山麓から街の中心に場所を移しました。
【所在地】苫小牧市字高丘6番49
例大祭
樽前山神社では一年で最も重要な神事である例大祭の日を7月15日に定めており、毎年14日の宵宮祭から16日の後日祭までの3日間にわたり盛大なお祭りを行っています。境内では各種ライブやダンス、ステージショー、雅楽、わんぱく相撲、空手、弓道など多様な奉納行事が行われるほか、約150店の屋台や露店が出店されます。
【日程】2024年7月14日(日)~16日(火)
7月14日 宵宮祭
7月15日 本祭
7月16日 後日祭
例年14日と16日には街中で担ぎ手たちによる神輿渡御が行われるほか、16日には広い苫小牧市内を車両による神輿渡御が行われ、神輿が巡る各地域では神事に続いて巫女舞も披露されます。
アクセス
樽前山神社の例大祭では神社の周辺で交通規制が行われ、許可のない車は通行することができなくなります。
駐車場は露店などが出店されるため利用できませんが、少し離れたところに臨時駐車場が用意されます。
臨時駐車場から神社までは2.5kmほどあるため、歩くと30分以上かかります。神社周辺では交通規制が行われていますが、タクシーは通行可能なので、タクシーを利用して行くこともできます。
また、苫小牧駅北口から神社行の臨時バスが30分間隔で運行されます。
自転車で行く場合は大鳥居横に駐輪場が用意されるので、そこに駐輪するようにしましょう。