札幌諏訪神社は、札幌市の東区にある神社で、安産や子授かりのご利益があるとして、長い間、北海道民に親しまれてきました。
そんな札幌諏訪神社は、近年、鮮やかな花手水やユニークな御朱印で話題になっています。
札幌諏訪神社について
札幌諏訪神社は、長野県から移住してきた人々が、明治15年(1882年)に、諏訪大社の御分霊を勧請したのが始まりの130年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。
札幌諏訪神社が安産や子授かりのご利益があるとされるのは、札幌諏訪神社の2柱の御祭神が夫婦であり、御子神を二十二柱もうけられたとされているためです。
境内にある2本の神木は、夫婦神木とも呼ばれ、触れると安産・子授かり・縁結びにご利益があるとも言われています。
色鮮やかな花手水
長年北海道民に親しまれてきた札幌諏訪神社ですが、特に近年、女性や若者を中心に話題になっているのが、美しい花手水です。
手水舎は、本来、参拝時に手や口を手水で清める場所ですが、近年の新型コロナウイルスの流行により、不特定多数の参拝者が手を触れる柄杓の使用や、手水舎の使用の中止が多くの社寺で行われるようになりました。そんな背景の中、新型コロナウイルスの収束を願い、各社寺は、使われない手水舎に花を飾るようになりました。
札幌諏訪神社が花手水を始めたのは、2020年の6月から。他の神社では限られた日のみ行っていることが多い花手水ですが、札幌諏訪神社では一年中花手水を見ることができます。冬の時期は凍った手水の中に鮮やかな花が閉じ込められた珍しい光景も見ることができます。
もっと気軽に神社に訪れてほしいという思いもあり始めた花手水を一躍人気にしたのが、札幌市内の複数の神社に声をかけて、2020年7月に始めた「花手水めぐり」というイベントです。現在は「花詣(はなもうで)」という名称になり、2022年の7月には第4回が開催されました。
ユニークな御朱印
札幌諏訪神社で、花手水のほかにも話題になっているのが、ユニークな月替わりの御朱印です。2021年からは「クリア御朱印」や「切り絵の御朱印」も登場し、季節や月ごとに限定のものが出されています。
そのユニークな御朱印は、いつ参拝に訪れても新鮮で楽しめると、参拝者に大人気。参拝に訪れることができない方のために、郵送にも対応しています。
アクセスや駐車場
札幌諏訪神社の場所についてはこちらのマップをご確認ください。
車で行く場合
車で行く場合、札幌諏訪神社の無料駐車場を利用できます。
地下鉄で行く場合
地下鉄で行く場合、地下鉄東豊線「北13条東駅」からだと徒歩約3分、地下鉄南北線「北12条駅」からだと徒歩約8分です。
最後に
札幌諏訪神社の花手水は一年を通して楽しむことができますので、ぜひ見に行ってみてくださいね。