小樽市に鎮座する龍宮神社は旧幕府軍の総大将・榎本武揚が建立した神社として知られています。龍宮神社は一年で最も重要な神事である例大祭の日を6月21日としており、毎年3日間にわたり盛大かつ厳粛に行っています。
龍宮神社について
小樽市に鎮座する龍宮神社は小樽駅からも徒歩3分で行くことができる街の中心部にある神社として市民から親しまれている神社です。神社の成り立ちは明治2年に、旧幕府軍の総大将・榎本武揚がアイヌ民族が祭場としていた地に榎本家の遠祖である桓武天皇を奉祀したのが始まりだとされています。神社には榎本武揚直筆の書「北海鎮護」や、榎本武揚が隕石から造った刀「流星刀」などが納められています。
【所在地】小樽市稲穂3丁目22−11
例大祭
龍宮神社では、一年で最も重要な神事である例大祭の日を夏至である6月21日と定めており、毎年、前日20日の宵宮祭から22日の後日祭までの3日間、盛大なお祭りを行っています。
【日程】2024年6月20日(木)~22日(土)
6月20日 宵宮祭
6月21日 本祭・神輿渡御
6月22日 後日祭
※詳細が発表され次第改めて更新します。
梁川通り周辺には両側に露店や屋台も多く出店するほか、稚児舞や空手演舞、打々っ鼓太鼓など多くの奉納演芸も行われます。また、龍宮神社は国の重要無形民俗文化財に指定されている松前神楽を継承する神社としても知られ、例大祭の際にはこの松前神楽も披露されます。
本祭の21日には神輿渡御も行われ、サンモール・都通り商店街など小樽の中心地をお神輿行列が練り歩きます。
小樽は北海道の街の中でも特にお祭りが多い街ですが、龍宮神社のお祭りは、小樽水天宮や住吉神社と合わせて小樽三大祭りのひとつに数えられています。小樽三大祭は、6月14日から16日の小樽水天宮のお祭りを皮切りに、6月20日から22日の龍宮神宮、7月14日から16日の住吉神社へとお祭りシーズンが続きます。
龍宮神社の例大祭は小樽の街中がとても賑わうお祭りなので、この機会にぜひ遊びに行ってみてくださいね。