【ゴールデンカムイ登場】小樽新倉屋の花園だんご|札幌と小樽の違いは?

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野田サトル氏の人気漫画「ゴールデンカムイ」に登場する花園だんご。昔から小樽でその花園だんごを作っているのが新倉屋です。今回はそんな小樽新倉屋の花園だんごについて紹介したいと思います。

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新倉屋の花園だんご

野田サトル氏の人気漫画「ゴールデンカムイ」に登場する花園だんご、漫画の中では小樽の花園公園名物の串団子として登場し、主人公の杉本佐一も「うまい」と言いながらモチャモチャ食べています。花園だんごはその名前の通り、当時花見の名所であった花園公園で売られていたことからその名が付けられた団子で、現在その味を引き継いで製造している和菓子屋として有名なのが「新倉屋」です。新倉屋には「小樽新倉屋」と「札幌新倉屋」があり、2つは全くの別会社になります。

小樽新倉屋

花園本店の外観

小樽新倉屋は創業120年以上の歴史を持つ老舗です。当初は食料品雑貨店として米や味噌などを扱っていましたが、昭和11年頃から花園だんごなどの甘味の製造・販売をはじめました。現在、小樽新倉屋は本店を含め、小樽市内に3つの店舗を構えています。小樽新倉屋の花園だんごは国産のうるち米のしん粉100%で作っており、もちもちの食感が特徴になっています。添加物は一切使用していないため、賞味期限は当日までで、売れ残った団子もその日のうちに処分されます。

■花園本店
【所在地】小樽市花園1丁目3番1号
【営業時間】9:30~18:00
■総本舗・本社・工場
【所在地】小樽市築港5-1
【営業時間】8:30~19:00(冬期間(1/1~3/31)9:00~18:00)
■駅前店
【所在地】小樽市稲穂2丁目22ー8小樽駅前第一ビル1階
【営業時間】平日 7:45~17:30 / 土日祝 8:30~17:30

本店内の様子

店内では花園だんごのほかにもどら焼きをはじめ、様々な和菓子を販売しています。本店限定のどら焼きソフトもありました。

店内にはカフェスペースもあり、買ったばかりの花園だんごやどら焼きと一緒にコーヒーやお茶などの飲み物もいただけます。

お店奥のショーケースには花園だんごがたくさん並べられています。

小樽新倉屋の花園だんごは全5種類「しょう油」「胡麻」「黒餡」「白餡」「抹茶餡」がありますが、「しょう油」「胡麻」の2種類を1本づつ食べるのが小樽っ子の定番だそうです。ちなみにゴールデンカムイに登場したのは「しょう油」の花園だんごです。

実食

黒餡は無かったのでそれ以外の4種類をさっそくいただきました。

お団子がすごいもちもち!ゴマやしょう油のたれがたっぷりで美味しい!

花園だんごの特徴でもある胡麻のしゃりしゃり感も良い感じ!

札幌と小樽の違い

新倉屋には小樽新倉屋と札幌新倉屋の2つがあり、2社とも花園だんごを名物として出していますが、全くの別会社になります。小樽の方が1895年創業なのに対し、札幌は1960年創業とやや歴史は短くなります。

同じ花園だんごでも札幌と小樽では見た目も味もやや異なります。

小樽新倉屋
札幌新倉屋

見た目でまず大きく異なるのはしょう油と胡麻の量です。札幌に比べて小樽の方がしょう油ダレや胡麻の量がかなり多くなっています。餡子については、両方とも串団子の上に乗せるタイプですが、小樽の方は2代目店主が考案した「山形一刀流」という、流線型の弧を描くような乗せ方が特徴的なのに対して、札幌ではその形は見られません。
食感は個人的な感想としては札幌が柔らかい団子なのに比べ、小樽はコシのあるもちもち感が特徴でした。
味に関しては札幌に比べて小樽の方が餡子などの甘さがしっかり感じられた気がします。また、団子そのものの味を強く感じたのも小樽の方でした。

最後に

以上、今回はゴールデンカムイにも登場する小樽新倉屋の花園だんごを紹介しました。また、小樽と札幌の新倉屋の違いも紹介しましたが、どちらが好みかは人によって異なると思うので、機会があればぜひ両方の花園だんごを食べてみてくださいね。

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