【2024/古平町】琴平神社のお祭り(例大祭)を紹介|いつからいつまで?天狗の火渡とは?

神社 / お寺

古平町に鎮座する琴平神社は、地域の方に親しまれている小さな神社ですが、その例大祭はとても有名で、近隣市町村から観光客も集まりとても盛り上がります。今回はそんな琴平神社の例大祭について紹介したいと思います。

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古平町について

琴平神社のある古平町は、札幌から車で約1時間20分のところにある海沿いのまちです。人口は約2,600人の小さなまちで漁業が主な産業になっています。海に面した崖上の地形も特徴的で、町名の由来もアイヌ語で「崖」などを意味するフレピラやフルピラからきているという説もあります。

琴平神社例大祭

琴平神社は古平町にある小さな神社ですが、例大祭の際には観光客も集まり、とても賑わいます。琴似神社の例祭が有名なのは天狗の火渡りが行われるためです。琴平神社の例祭は例年3日間行われ、初日には豊漁と海の安全を祈願するための海上渡御祭、2~3日目には天狗の面を付けた「さるたひこ」を先頭に神輿などが街中を練り歩きます。夜には火渡りが行われ、火柱の上を火の粉を蹴散らしながら天狗が火渡りをすると、その迫力に観客からは大きな歓声が上がります。今年2024年も開催が決定しました。

【2024年日程・会場】
7月12日(金) 18:00~ 海上渡御祭
7月13日(土) 20:00~ 猿田彦火渡(寳海寺)
7月14日(日) 20:00~ 猿田彦火渡(みどり公園)

クラウドファンディング

そんな伝統の天狗の火渡りですが、実は現在存続の危機に瀕しています。原因は担い手不足や資金不足で、古平町は人口2,600人ほどの小さなまちのため、過疎化によって祭り運営に必要な人材やボランティアの不足が深刻になっています。また、祭りの実施に必要な施設や資金の確保も大きな問題になっており、地元の努力だけでは維持が難しい状況となっています。そこで現在、古平町の地域おこし協力隊員を中心に行われているプロジェクトがクラウドファンディングによる資金の調達です。目標額は80万円で、記事執筆現在(5/23)約45万円の支援が集まっています。支援のリターンとしては火渡りを間近で見られる特別席や、天狗とのスナップ写真、えび・つぶ貝・あわび・うになどの海産物、ジャガイモやカボチャ、とうきびなどの野菜が用意されています。

最後に

以上、今回は古平町の琴平神社例大祭について紹介しました。天狗の火渡りは迫力満点でとても盛り上がるので、ぜひ見に行ってみてくださいね。

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