札幌から旭川までの移動手段を車・JR・バスで比較|安いのは?早いのは?おすすめは?

北海道旅行の基本情報

旭川は、北海道で札幌に次ぐ人口数第2位の都市であるとともに、旭山動物園や旭川ラーメンなどで有名な、道内有数の観光タウンでもあります。また、人気観光地の富良野や美瑛にも近く、観光拠点としても便利な街です。
そんな旭川と札幌間を移動する際、どんな移動手段がいいのでしょうか。今回は、JR、バス、車を利用した移動について、費用や時間を比較していきたいと思います。

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車で行く場合

札幌と旭川間の距離は約130kmあります。車で行く場合、札幌から旭川は高速道路を利用することができます。

高速道路を利用する場合
(札幌IC~旭川鷹栖IC)
【料金】
 ・一般 3,380円
 ・ETC休日割引 2,370円
【距離】約140km
【時間】約1時間50分
一般道路を利用する場合
【距離】約130km
【時間】約2時間50分

高速道路を利用する場合、一般道路に比べて約1時間の短縮になります。
一般道路を利用する場合、旭川までは国道275号を通るルートが一般的です。郊外を走るので、信号も少なく、比較的スムーズに移動することができます。また、途中の道の駅「つるぬま」「たきかわ」「ライスランドふかがわ」にも寄ることができるので、ゆっくり寄り道しながら移動したい方には、一般道での移動もオススメです。

JRで行く場合

札幌駅から旭川駅までJRで移動する場合「カムイ」「ライラック」「宗谷」「オホーツク」の4種類の特急が利用できます。料金は同じですが、「カムイ」と「ライラック」の方が本数も多く、数分移動時間も短くなります。

【料金】
・通常料金 片道5,220円
 (運賃2,860+指定席2,360円)
・自由席の場合 片道4,690円
・自由席往復きっぷ(Sきっぷ)往復5,550円
・えきねっとトクだ値 片道2,860円
 (45%割引 / 指定席)
【時間】最短1時間25分

最安値は自由席往復きっぷ(Sきっぷ)で片道換算2,775円となります。自由席往復きっぷ(Sきっぷ)はJR北海道が発売している往復割引きっぷで、有効期間が6日間なので、6日以内に往復する必要があります。
えきねっとトクだ値は、JRのインターネット予約サービス「えきねっと」で購入できる割引きっぷで、予定が決まっている場合は、早めに予約することで、特急ライラック・カムイの場合、割引率が最大45%になります。
6日を超える場合や、指定席の方が良い場合は、えきねっとトクだ値の割引を利用すると安く移動できます。

バスで行く場合

札幌から旭川までバスで行く場合、「高速あさひかわ号」を利用できます。30分~1時間ごとに出発しており、トイレや無料Wifiも利用することができます。

【料金】片道2,300円 / 往復4,350円
【時間】約2時間5分(夏)/ 約2時間25分(冬)

往復する場合、料金がお得になり、片道換算すると2,175円となります。バスの場合、夏と冬で移動時間は異なり、また、冬は天候が荒れて高速道路が通行止めになる場合など、さらに遅れが生じることもあります。

比較

各移動手段を片道の移動時間や料金で比較すると次のようになります。

料金時間備考
車(高速)2,370円~約1時間50分別途レンタカー代やガソリン代
車(一般道)0円約2時間50分別途レンタカー代やガソリン代
JR2,775円~約1時間25分~Sきっぷ片道換算
バス2,175円~約2時間5分~往復割引片道換算

安い移動手段

レンタカー代によって変動する車移動を除いた場合、最も安く移動できるのはバスの利用で、往復割引を使うと片道2,175円になります。

早い移動手段

最も早い移動手段は、JR特急の利用で、片道約1時間25分になります。

おすすめの移動手段

道外から旅行に訪れる場合、時期や人数などの条件によってオススメの移動手段は変わってきます。雪道ではない季節で、もし数人でレンタカーに同乗できるのであれば、車の利用がオススメです。例えば高速道路を利用した日帰りで、一般的なレンタカーの料金を6千円として4人で割った場合、ガソリン代を入れても1人往復4千円程度です。
また、バスやJRの場合、着いてから観光スポットへの移動手段を別途確保しなければいけませんが、車であれば自由に移動でき、効率的に観光スポットを巡ることができます。
冬の場合、北海道は雪道運転になるので、慣れていない方は冬でも安全に移動できるJRの利用が安心です。

札幌と旭川間の移動は、季節や目的によってどれがいいのか変わってくるので、自分に合った移動手段を選ぶ際の参考になれば嬉しいです。

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