2020年から始まった北海道の神玉巡拝では、札幌市内や近郊の神社を7社巡って神玉を集めると願い事が叶うと言われています。今回はそんな札幌の神玉巡拝について紹介したいと思います。
神玉巡拝とは
日本では平安時代から願いが叶うことを祈って、神社を巡拝する風習がありました。昔の人々は神社を巡ることによって願い事を研ぎ澄まして、自分の進むべき道を開くとともに、いろんな地域を訪れて、その土地の文化や食事を楽しんでいたそうです。神玉巡拝では巡拝の証として、神様の御力が宿った「神玉」を神社から受けます。神玉には穴が開いているので紐で繋げることによってひとつのお守りになります。
木製の神玉は神社によって異なり、神社名や紋章などがあしらわれています。また、神玉御朱印や期間限定で色違いの神玉が登場することもあります。
神玉に通す特製の紐は各社によって異なるので、好きな色を選ぶことができます。
【神玉巡拝の7社(紐の色)】
厚別神社(桃)
錦山天満宮(白)
札幌諏訪神社(緑)
伏見稲荷神社(黄)
豊平神社(紫)
廣島神社(橙)
大谷地神社(赤)
【初穂料】
神玉 500円
神紐 300円
始まりは札幌諏訪神社
北海道の神玉巡拝を始めたのは、きれいな花手水が人気な札幌諏訪神社です。札幌諏訪神社は、もっと気軽に神社を訪れてほしいという想いから、花手水を複数の神社で同期間に行うイベント「花詣」を始めた神社でもあります。
札幌諏訪神社では、もともと茨城県で行われていた神玉巡拝を参考に、ほかの神社に声をかけて北海道版の神玉巡拝を企画しました。7つの玉を集めて願い事を叶えるという内容から「札幌のドラゴンボール集め」とも一部で言われているとか。
神玉巡拝七社
北海道の神玉巡拝では、札幌市内や近郊の神社7社で神玉を受けることができます。
厚別神社
錦山天満宮
【所在地】江別市野幌代々木町38番地1
【社務所】9:00~17:00
【駐車場】有り
【公式】公式サイト
札幌諏訪神社
伏見稲荷神社
豊平神社
廣島神社
大谷地神社
【所在地】札幌市厚別区大谷地西2丁目2番1号
【社務所】9:00~17:00
【駐車場】有り
【公式】Instagram
最後に
以上、今回は北海道の神玉巡拝を紹介しました。札幌市内や近郊の神社を巡って美味しいものや風景を楽しみながら、神玉を集めて願い事をしてみてはいかがでしょうか。