北海道で本場ヨーロッパにも負けないチョコレートを作りたいという想いで1983年に創業したロイズは、今では北海道を代表するスイーツメーカーになりました。そんなロイズのチョコレート生産拠点は北海道の当別町にありますが、2023年8月4日にチョコレートの工場見学ができる施設「ロイズカカオ&チョコレートタウン」が新たにオープンすることが決定しました。
ロイズタウンについて
ロイズのチョコレート生産拠点があるのは札幌から車で約30分北に行った当別町というまちです。周りは田園が広がるのどかな風景の中に、大きなロイズの工場があります。2022年に大幅リニューアルした直売店では、同時期に開業したJR「ロイズタウン駅」の関連商品や、ここでしか食べられない「ジェージー牛乳を使ったソフトクリーム」も販売しています。また、これまで無かったベーカリーを新設し、ロイズの焼きたてパンを買うことができるようにもなりました。
店内の様子などはこちらの記事で詳しく紹介しているので参考にしてください。
【所在地】石狩郡当別町ビトエ640-15
【公共交通機関でのアクセス】JR学園都市線「ロイズタウン駅」から徒歩約7分
(無料シャトルバス有り)
【駐車場】有り(約100台、無料)
【マップ】
ロイズカカオ・チョコレートタウン
ロイズタウン工場の目玉施設である「ロイズカカオ・チョコレートタウン」は2022年11月からプレオープンしていましたが、プレオープン期間中は一部の工場施設はまだ準備中で見られない状況でした。しかし、今回2023年8月4日(金)に「ロイズカカオ・チョコレートタウン」がグランドオープンし、その全体が公開されることになりました。
ロイズカカオ・チョコレートタウンは、カカオの栽培からチョコレートができるまでの過程を、様々な展示や体験を通して楽しむことができる施設になっています。
オプションで別料金にはなりますが、自分だけのトッピングで世界にひとつだけのチョコレートを作ることができるワークショップも開催されているので、子供と一緒に家族で楽しむことができます。
ロイズカカオ・チョコレートタウンへの入場に際しては、事前の予約とチケット購入が必要になります。
【見学時間】10:00~17:00(最終入場は15:00まで)
【入場料】
大人(高校生以上) 1,200円
こども(4歳~中学生) 500円
3歳以下 無料
※3歳以下の子供も含め、入場者全員に事前予約・チケット購入が必要です。
【チョコレートワークショップ体験料】
1,500円(予約不可)
【予約・チケット購入】公式専用サイト
見学・体験施設
工場見学は一度3階まで上がり、そこから1階まで降りるなかで様々な展示や体験が楽しめるようになっています。見どころがたくさんあるため、ゆっくり見学すると所要時間は3時間ほどかかります。
3階 カカオファームゾーン
チョコレートで有名なロイズでは、自社でチョコレートをカカオ豆から作るために、コロンビアにカカオ農園を所有しています。3階のカカオファームゾーンでは、その農園を再現したジオラマなどで、カカオの豆知識や栽培方法について体験しながら学ぶことができます。
2~3階 工場体験ゾーン
2から3階まで続く工場体験ゾーンでは、カカオ豆がチョコレートになる過程を、様々なゲームや体験を通して遊びながら学ぶことができます。また、実際にカカオ豆を加工する工場の様子も見学することができ、大人から子供まで夢中で楽しめるエリアになっています。
2階 ロイズコレクションストリート
2階のロイズコレクションストリートでは、チョコレートの歴史を感じるラベルや缶、食器などを展示しているほか、ロイズの過去使用していた懐かしいパッケージなどが展示されています。
2階 チョコレートワークショップ(別料金)
2階では別料金になりますが、大きな板チョコに、ドライフルーツやナッツなどをトッピングして、自分だけのオリジナルチョコレートを作ることができるワークショップが開催されています。
【料金】大人・こども共通 1名 1,500円
【所要時間】約30分
【予約】不可(当日にワークショップ会場前の券売機でチケット購入)
【開催時間】10:30~16:30(最終受付 16:00)
1階 ロイズタウン工場直売店
1階には、工場見学をしない方でも誰でも利用できる工場直売店があります。ロイズの商品が数多く並ぶほか、ここでしか食べられないソフトクリームや、ロイズが作る焼きたてパンなども販売されています。
最後に
以上、今回は2023年8月にグランドオープンするロイズカカオ・チョコレートタウンについて紹介しました。北海道観光の新たな注目スポットになること間違いないので、機会があればぜひ遊びに行ってみてくださいね。