寒冷地では冬に車のサイドブレーキが凍るって本当?凍ったときの対処法も紹介

北の暮らし / 移住

私も北海道に移住してきて驚いたんですが、北海道のように冬の気温がかなり下がる地域では、車のサイドブレーキをかけたまま駐車していると、サイドブレーキが凍ってしまい、車を動かすことができなくなってしまうことがあるんです。
北海道民の間では、常識的に知られていますが、北海道に旅行に来て、レンタカーなどを運転する方は、そんなことは知らず、凍らせてしまうことがあると思います。そんなとき、どうしたらいいのでしょうか。
今回は冬の時期に、サイドブレーキを凍らせないための対処法や、万が一凍ってしまった時の対象法について紹介したいと思います。

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サイドブレーキが凍ってしまう原因

サイドブレーキは正式にはパーキングブレーキといい、車を駐車する際に使うブレーキです。
サイドブレーキが凍ってしまう現象は、主に、サイドブレーキを引っ張っているワイヤーが凍り付いてしまうことで起きます。冬の時期、ワイヤーケーブルの劣化などにより、中に水が入った状態で周囲の気温が下がることで、凍結してしまうことがその原因のひとつです。
凍ってしまった場合、無理に車を動かそうとすると、ブレーキ周辺の部品が破損してしまう原因になるので、焦って動かさないようにしましょう。

凍らせないための対処法

サイドブレーキを凍らせてしまわないための対処法は、駐車時にサイドブレーキを使用しないことです。AT車であればPレンジにシフトし、MT車であれば1速ギア(下り坂ならリバースギア)に入れ、サイドブレーキは引かずに駐車します。
なるべく平坦地に駐車するようにし、車を固定するための輪留めを設置するとなお安全です。
車種によってはエンジン停止時に、自動的にサイドブレーキがかかる車もありますが、その場合、取扱説明書を参考に、システムを切っておく必要があります。

凍ってしまったときの対処法

凍ってしまった場合、車のエンジンをかけて、しばらく温めておくことが方法のひとつです。ただし、直接的にサイドブレーキのワイヤーが温めるわけでないので、時間はかかってしまいます。
寒冷地のホームセンターやカー用品店では、解氷剤が売っているので、凍ってしまった部分にかけると、短時間で解かすことができます。数百円という値段から置いてあり、溶けた水が再凍結しないような効果があるものもあるので、万が一に備え、車に積んでおくのがいいかもしれません。

最後に

冬の北海道に旅行にきて、レンタカーなどを運転する方は、サイドブレーキの凍結に気を付けて、北海道旅行を楽しんでくださいね。

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