北海道内の国有林の管理などを行っている森林管理局は、普段の生活の中でなかなか行く機会のない施設ですが、実は建物の中に無料で子供が楽しめるあそび場があるんです。今回はそんな札幌の森林管理局のウッディホール内の木育コーナーについて紹介したいと思います。
北海道森林管理局について
札幌市中央区にある北海道森林管理局は、林野庁の地方支所として道内の国有林の管理などの業務を行っています。普段生活している中ではなかなか関わりのない施設ですが、木のおもちゃなどで遊ぶことで子供のころから多くの人が森との関わり合いを考えることを目指す取り組み「木育」にも力を入れている森林管理局では、建物の中に誰でも無料で楽しむことができる子供の遊び場「木育コーナー」を設置しています。駐車場は利用できないので、公共交通機関で行く必要がありますが、木のプールや小さなログハウスで楽しく遊ぶことができます。
【所在地】札幌市中央区宮の森3条7丁目70番
【駐車場】無し
ウッディホール
北海道森林管理局に入ると、木材が全体的に使われた広いウッディホールがあります。ウッディホールは一般開放されており、中には実際のプロ野球モデルのバットが展示されていたり、北海道の様々な樹木を紹介するコーナーなど、訪れた人が森林や木材に親しみを持ってくれるようなコーナーがいろいろあります。
北海道産の木で作られた可愛らしいイスやテーブルもありました。
木育コーナー
ウッディホールの一角にある木育コーナーでは、木のおもちゃを使って子供が自由に遊ぶことができます。利用する際には受付で利用確認書を記載しましょう。
【利用時間】10:00~15:00
【休館日】土日祝
【料金】無料
【設備等】飲食不可 / おむつ交換台有り / 授乳室無し
木のプールには手触りの良い木のボールがたくさん入っています。木のボールは北海道産の7種の広葉樹が使われているそうです。たまご型やまん丸のボールなどいろいろあります。
小さなログハウスの中には実際に入ることができます。中にはキッチン台や木でできた野菜などのおもちゃがあり、おままごとを楽しむこともできます。
このほか、木育コーナーには木でできた可愛らしいオセロやコマ、大工セット、ドミノ、積み木など様々な木製のおもちゃがあり、自由に使って遊ぶことができます。
森や木に関する子供向けの絵本なども置かれています。
授乳室などはありませんが、多目的トイレには簡易のおむつ交換台が設置されています。
森林管理局のウッディホール、雨や冬の雪の日でも暖かい室内で木のおもちゃを使って楽しく遊べるのでぜひ遊びに行ってみてくださいね。