九州一の都市「博多」もある福岡から北海道への旅行を考えている方も多いのではないでしょうか。福岡から北海道へ安く・早く行くにはどんな移動手段がいいのでしょうか。今回は福岡から北海道への行き方について紹介したいと思います。
北海道への行き方
飛行機
福岡から北海道への行き方として最も一般的なのは飛行機を使う方法です。福岡空港から新千歳空港まではJALやANAなどの大手航空会社のほか、エアドゥやスカイマークなどのミドルキャリアに加え、LCCのピーチも直行便を運航しています。値段はシーズンにより大きな変動がありますが、LCCの利用であれば7千円程度から航空券の購入が可能です。
福岡空港から新千歳空港までの所要時間は約2時間20分で、他の移動手段と比べると最も早く移動できる方法になります。
【所要時間】約2時間20分
【料金】
ジャンル | 航空会社 | 片道料金 |
---|---|---|
大手キャリア | ANA JAL | 約10,000~ |
ミドルキャリア | スカイマーク エアドゥ | 約8,000円~ |
LCC | ピーチ | 約7,000円~ |
新幹線
新幹線を利用する場合、福岡から東京駅まで「のぞみ」などで行き、「はやぶさ」などに乗り換えて新函館北斗駅まで行くことになります。所要時間はトータルで10時間ほどかかるので、ほぼ丸一日移動になります。料金は通常だと片道トータル4万7千円ほどかかりますが、えきねっとを利用して「トクだ値」などの割引きっぷを手配できれば、もう少し安く行くこともできます。
【所要時間】
博多駅~東京駅 約5時間
東京駅~新函館北斗駅 約4時間30分
【料金】
博多駅~東京駅 23,610円
東京駅~新函館北斗駅 23,230円(トクだ値25%OFF 17,410円)
電車
電車旅行が好きな方は「青春18きっぷ」を利用して、在来線で北海道へ行くことを考える方もいるかもしれません。青春18きっぷは年齢に関わらず誰でも利用できる特別きっぷで、期間限定で毎年、春・夏・冬に発売されています。全国のJR線の普通列車や快速列車の普通車自由席などに乗り放題で利用でき、きっぷは5回(日・人)分が1セットになっています。値段は12,050円ですが、青函トンネルは北海道新幹線しか走行していないため、別途「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」2,300円を購入する必要があります。早朝から夜遅くまで電車に乗り続けるのは体力的にもあまり現実的ではないので、途中で観光や宿泊しながら3~5日かけて北海道まで電車旅を楽しむのがいいかもしれません。
【所要時間】3日~1週間
【料金】
青春18きっぷ 12,050円
青春18きっぷ北海道新幹線オプション券 2,300円
車
自家用車やレンタカーなどの車で北海道へ行く場合、青森まで走ったあとに津軽海峡は車ごとフェリーで北海道まで渡ることができます。福岡から青森までは高速道路を利用してぶっ続けで走っても約21時間かかってしまうので、途中で観光や宿泊しながら数日間かけて移動するのがおすすめです。高速道路を利用しない場合は常に走り続けても約33時間かかります。
フェリー
船旅が好きな方はフェリーを使って北海道へ行くことを考えるかもしれません。福岡から北海道まで直接行けるフェリーはありませんが、福岡に比較的近いところだと、舞鶴や名古屋から北海道行のフェリーに乗ることができます。舞鶴から小樽まで運航している新日本海フェリーの場合、料金は時期等により異なりますが11,100円から利用できます。所要時間は21時間なので約1日間の北海道への船旅を楽しむことができます。
■新日本海フェリー(舞鶴から小樽行き)
【料金】11,100円~
【所要時間】約21時間
■太平洋フェリー(名古屋から仙台経由苫小牧行き)
【料金】11,700円~(2024年から12,300円~)
【所要時間】約40時間
まとめ
以上、今回は福岡から北海道への行き方を紹介しました。シーズンにもよりますが、最も安く・早く移動できるのはやはり飛行機になります。ただ、船旅や電車旅、ドライブ旅が好きな方も多いと思いますので、ご自身のスタイルに合わせてこの記事を参考に北海道までの旅行を楽しんでくださいね。